NoGoD/神髄 -FRONTIER-

　久々に音源紹介します。今回は先月末にリリースされたNoGoDの最新シングルです。

　タイトル曲のFRONTIERはこれぞNoGoDと言えるハイスピード且つドラマティックな展開でメタル色の強いキラーチューン。Versaillesっぽいイントロから始まり最初から最後まで疾走感あふれるナンバーに仕上がってます。サビも爽やかというか団長の声を活かしたメロディーでツボです。NoGoDに期待してた部分を全部注ぎ込んだ様な曲で個人的には最高の世界、神風に匹敵する曲になってますね。

　愚かな王もメタル色の強い曲でイントロのピロピロ音がKyrie色全開の感じの曲です。この曲も疾走感を重視した曲に仕上がってますね。インパクトはFRONTIERに及びませんがサビでは切ないメロディーを聴かせてくれるので好きです。

　愛する者に薔薇をは今作の中でV系のシングルっぽい曲ですかね。疾走感はあるけど上記2曲程ゴリゴリ感は薄れてると思います。サビのメロディーはNoGoDっぽいクサさを出しつつキャッチーなメロディーで1番聴きやすいかな。FRONTIERがドツボすぎて埋もれてしまいそうですがシングルで切って良い位のレベルの曲だと思います。

　STAND UP!!は以前シングルとしてリリースした曲のライブテイクですね。これもカッコいいんですよね。団長の煽り、イントロ中の観客のオイ！オイ！コール。サビの団長とKyrieのハモり等ライブ音源ならではの聴き所が沢山詰まった曲ですね。通常音源以上に気に入ってしまって今作ではFRONTIERの次に再生回数の多い曲になってます。

　パンドラはアルバム「V」に収録された曲のライブテイクです。ライブの終盤に披露されそうな爽やかな曲に仕上がってますね。STAND UP!!と比べるとインパクト薄いけど団長の歌がライブでも上手いと言うのがはっきりとわかるので良い選曲になってると思います。

　ライブ音源含め全曲疾走感溢れるナンバーで揃えましたね。特に新曲3曲は全てNoGoD色全開のメタル重視の曲で人によって好き嫌いわかれてしまうかもしれませんがこれまでのNoGoDが好きな人には文句なしでオススメ出来る音源ですね。特にFRONTIERカッコ良すぎで恐らく年間名曲ランキングにも上位に入りそうな状態です。これは是非ライブで聴きたいな。12月のワンマンはなるべく行ける様にしよう。9月のシングルも楽しみです。最後にFRONTIERのPVを貼っておきますので興味ある方は聴いてみて下さい。おススメです！
FRONTIER (Short version)／NoGoD