無性に最終兵器彼女という漫画が読みたくなったので借りてきました。高校のときにハマってた漫画なんですけど連載されてたのは10年以上前の漫画ですね。アニメ、映画にもなりましたので知ってる方もいらっしゃるかと思います。
ストーリーはこんな感じです↓
北海道のある街で暮らすシュウジとちせ。ちせは以前から好意を持っていたシュウジに告白、そのぎこちない交際は交換日記から始まり、二人は静かに愛を深めていく。
しかし、ある日、謎の「敵」に街が空襲される。戦火から逃げるシュウジが見たのは、腕を巨大な武器に変え、背から鋼鉄の羽根を生やし「最終兵器」と化して敵と戦うちせの姿であった。
戦争が激化していくにつれ、ちせは力が暴走していき、肉体も精神も人間とは程遠いものとなっていく。
壊れていく世界。壊れていく愛。シュウジはちせを連れて街を出る。
一言で言ってしまえば付き合ってた彼女が兵器にされてしまうという話なんですけど話が切ないくて好きです。主人公2人の話も好きなんですけどその脇を飾るキャラクターも個性的なんですよ。物語の性質上主人公達以外のキャラクターは殆ど死んでしまうんですけどその最期がどれも丁寧且つ切なく書かれて読み応え有るんですよね。個人的には最終巻で主人公が両親の無事を確認した後恋人を探しに行くために両親と最期の別れをかわす場面がとても好きです。今読んでも泣きそうになります。
個人的には高校時代エヴァンゲリオンの次によく読んだ漫画なので思い入れは強いです。俺の文章力じゃあ上手く伝わりませんが切ない恋愛マンガが好きな方にはおススメです。設定が曖昧な部分あったり、絵が人によって好き嫌い分かれるかもしれませんがストーリー重視なら文句無しでおススメです。最後にアニメ化した時のEDの動画も貼っておきます。ストーリーに合った切ないバラードでとても好きな曲です。
最終兵器 彼女(サヨナラ) 作品紹介