lynch. 12/27 THE 10th BIRTHDAY 『2004-2014』at 新木場STUDIO COAST
SET LIST
SE.
1.LAST NITE
2.I'm Sick B'cuz Luv U.
3.GREED
4.-273.15℃
5.DEVIL
-MC-
6.THE FATAL HOUR HAS COME
7.I BELIEVE IN ME
8.59.
9.THE BLASTED BACK BONE
10.JUDGEMENT
11.BALLAD
12.MAZE
13.an illusion
14.UNTIL I DIE
15.EVILLY
16.melt
17.forgiven
18.prominence
19.from the end
20.AMBIVALENT IDEAL
21.PHONIEX
22.GALLOWS
23.INVINCIBLE
24.VANISH
25.MIRRORS
26.ALL THIS I'LL GIVE YOU
27.unknown lost a beauty
28.pulse_
29.TIAMAT
30.ADORE
EN1
31.LIE
32.discord number
33.a greatful shit
34.DAZZLE
35.LIGHTNING
EN2
36.NIGHT
37.A GLEAM IN EYE
MERRYのインスト後にはlynch.の結成10周年記念ワンマンに行ってきました。彼等にとっては初の新木場ワンマンで流石にDIRや黒夢程とは言えませんがかなりの人が集まってフロアは後方まで埋まってましたね。中入ると
ステージに薄いカーテンがつらされてあってカーテンには今日のライブのタイトルがデカデカと映し出されてました。
約10分遅れで暗転するとフロア内は一気に前に突っ込んでいきましたね。SEは今まで聴いた事無いSEでちょっとXのAmethystっぽくてカッコ良かったです。そして1曲目は願望に限りなく近い予想通りのLAST NITEで始まりました。もうこの曲を1曲目に聴けただけで今日のライブ来て良かったと思えました。ライブで聴けたのは2年前のAngelo主催以来でワンマンはぶっちゃけ前過ぎて覚えてないって位久々でした。2曲目がI'm Sickと久々にこの2曲の流れでライブが始まって嬉しかったです。
その後はメジャー後の曲を中心にハードな曲で攻めていきましたね。-273.15℃では演出で炎が使われてました。この曲で悠介の動きがカッコ良かったな。てか今日の悠介はいつも以上にキレキレの動きでライブを盛り上げてましたね。FATALでは悠介と玲央が上手で同時に拳を突き上げるという場面もありましたね。59.も久々に聴けて良かったわ。
最初のMCは勿論結成10年と言う話題になって10年前22歳の若造だった僕が32歳になりましたと笑いながら言った後に30歳だった玲央さんは40歳になっちゃいましたとオチをつけてましたね。
中盤は歌モノも交えてきましたね。BALLADとMAZEとかかなり久々の曲を聴かせてくれましたね。特にMAZEなんてライブで聴けたのはSHADOWZのツアー以来だと思います。そして個人的には今日のハイライトだったのがforgiven→prominence→from the endの「THE AVOIDED SUN」収録の歌モノ3曲の流れですかね。1番最初に聴いて尚且つ1番多く聴いたアルバムなので思い入れも強めです。最近のハードな曲も好きですけどまた名古屋バンド特有のダークな歌モノも作ってくれないかなと思いながら聴いてました。PHONIEXの「ここから観る景色はまさに地獄」と言う部分は「新木場!最高の景色だ!」と言い換えてました。
PHONIEX後はまた暴れ曲の連発でしたね。GALLOWSの時の効果音はデカすぎでしょ。メッチャビビりました。MIRRORSやALL THIS等のお馴染みの曲は相変わらずの盛り上がりでしたね。pulseの煽りは「10年付き合ってきたけどヤラセてもらっていいですか!?新木場俺とセッ○スしようぜ!!」って感じだったかな。TIAMATの曲中の拍手は悠介と玲央がメッチャテンション上がってましたね。ラストは久々に「俺達とお前達の絆を歌います」という言葉を聞いてからのADORE。個人的にはADOREは最初か最後にやって貰いたかったんですけどね。まあどのタイミングで聴いても大きいライブでこの曲やると感動しますね。曲の始まりに銀テープも飛び出しました。
アンコール後のMCはかなり長かったかな。まずは3月11日にベストアルバムリリース。これまでは3月11日って辛い事を思い出す日だったと思うけどこれからは少しずつ良い日に変えていければと話してました。ベストはメンバーがっつり介入でインディーズ時代の曲は全て取り直すとの事。と言っても全て再録する訳ではなく原曲の良かった部分はそのまま残しつつ録り直すそうです。
そしてアルバムリリースと同時にツアーが始まるそうです。ツアーについては後日触れますが最初のツアーはそれぞれ「GREEDY/GALLOWS day」、「AVOID/SHADOW day」、「BELIEVE/COMPLEX day」とテーマがわかれそのタイトルの楽曲をメインにライブをやっていくみたいです。そして5月にはlynch.初の東名阪ホールツアー。葉月はこれまでライブハウスでのライブに拘りを持ってましたが上に進む為にはホールツアーも必要と判断して決断したそうです。ちなみに東京は5/8に渋谷公会堂で行われます。
そしてメンバーそれぞれのMCが入りました。明徳は色んな方におめでとうと言われたけどそれ以上にありがとうという気持ちでいっぱいと言ってました。悠介は結成は10年だけど僕は実質8年半位で少し足りないんですけど今日からまたスタートすると言う気持ちでいきます。10年後も20年後もついてきてくださいと言ってましたね。晁直は最初の「イェーイ!!」がインパクトあり過ぎて覚えてないです(笑)
玲央は「30歳でlynch.始めて、周りに「30歳からインディーズのバンドなんて食っていけるのか」て色々言われて。でも絶対音楽で食っていくってここまできて。正直辛いことも沢山ありましたけど、今日この景色をこの年齢で見れている。このことが自分にとっての誇りです。メンバーもスタッフももここにいる皆も、今日来れなかった全国のファンの皆も僕の宝物です。」と目頭が熱くなる言葉を言ってましたね。lynch.入る前は色々あったみたいですけどようやく腰を落ち着かす事の出来るバンドに出会えたって事なんだろうな。
そして葉月は改めて武道館でワンマンライブを実現させると公言しました。過去にも何度も言ってきましたが葉月曰くここ2、3年で目指すとの事。夢を公言しないと実現しないと力強く言ってましたね。lynch.武道館は是非実現させてもらいたいんですけどその為にはDIRやthe GazettEクラスの動員がなければ厳しいだけにまずは新木場やZeppを2階席含めてソールドさせる事が先になるでしょうね。
アンコールは軽めの奴からと言ってLIE、お馴染みの勝負しようぜ煽りからのdiscord numberが入り次は久々の
a greatful shit。これもライブで聴きたかったので聴けて良かったです。ベストには是非再録して収録して貰いたいです。DAZZLEでは悠介の「新木場!遠慮してるんじゃねーぞ!」という煽りもありました。ラストはLIGHTNINGで締めました。
2回目のアンコールはすぐに出てきまして理由は会場がクラブハウスに切り替わって営業が間に合わないからアンコールもやめてくれと言われたそうです。葉月は「そんなアホな話あるかと言う事でアンコールやります!しかも2曲やります!」とこれまたテンションの上がる言葉を言ってくれました。ただ急いでやるからなと言う事で演奏陣は慌てて準備してました。
そんな訳でNIGHTとA GLEAM IN EYEという10周年ライブの締めに相応しい2曲を披露してくれました。この2曲を連続で演奏するってこれから先は中々こない気がしますね。A GLEAM IN EYEでは葉月が歓喜極まってか歌えない場面もありました。終了後はファンサービスも程々にって感じでした。悠介は「新木場!ありがとう!」と言ってはけていき、葉月もマイク無しで「ありがとう!」と言ってはけていきました。
全37曲というライブは個人的には去年の9GOATSの解散ワンマンの35曲を超えるワンマンライブ最多楽曲数を更新しました。ADORE、A GLEAM IN EYE、I'm Sick、LIGHTNING、NIGHTと言った代表曲は勿論の事ライブでお馴染みの曲や久々の曲も満遍なく披露し10周年記念ライブと呼ぶに相応しいボリューム満点のセトリでした。個人的には特にLAST NITE、BALLAD、forgiven、from the end、a greatful shitが聴けたのが嬉しかったです。
改めてlynch.結成10周年おめでとうございます。決して一般受けしない楽曲がメインになりますがコンセプトをブラさずにここまで動員を増やしてきたのは見事の一言です。個人的には6年間観てきましたが6年の間に俺の好みの音楽はlynch.と違ってブレまくりで6年前同様コンスタントに応援してるバンドは今ではDIRとlynch.だけになってしまいました。正直100%離れないとは断言出来ませんが大好きなADOREがこれからもライブで歌われ続ければ大丈夫だと思います。そんな訳でこれから10年先20年先もlynch.を応援し続けたいですね。そして武道館ライブ実現する日が来る事を楽しみにしてます。
こんな感じでレポ終了です。参戦された方々お疲れ様でした。読んで下さった方々もありがとうございました。