











予想通りの1点勝負となった訳ですが勝敗を分けたのはセットプレーでは無く19歳の関根でした。セレッソ戦に続いての今季2ゴール目は停滞気味のチームを救う値千金のゴールとなりました。

勝利したとは言え内容的には引き分けに終わってもおかしくなかったと思います。興梠の代役で出場した李は興梠の様なポストプレーはやはり期待できず、かと言って彼の持ち味の裏への抜け出す様なプレーも殆ど見られず、中澤、栗原に潰される事が大半でした。とは言えこれは彼のせいだけでなくチーム全体の意識が李の持ち味を出そうという感じが無かったですね。途中で代わった啓太や梅崎はまさにそんな感じで裏へのパス等は殆ど無くまずは李に預けようという感じのパスばかりだったと思います。お得意の柏木のセットプレーもマリノスの高さに苦しめられ良い形は作れませんでした。


一方の守備はカウンターで何度かピンチもありましたが怖いのは斉藤のドリブルとセットプレー位で要所は那須を中心に抑えてましたし、前後半それぞれ一度ずつあったピンチも西川が防いでくれたので自軍内で致命的なミスさえしなければ失点は無いだろうと思いました。

後半には機能していなかった啓太と梅崎を早々に引っ込め青木とマルシオを投入。これが功を奏し、槙野とマルシオに決定的なチャンスが生まれましたが前者はGKに防がれ後者はシュートが弱くDFにクリアされてしまいました。



そして後半31分に関根が登場。正直前節の出来を考えたら関口の方が良かったかなとも思いましたが結果的にミシャの関根という選択は大成功という結果になりました。後半34分に柏木のパスを受けた関根が中にドリブルで切り込みフリーの阿部にパス、阿部のミドルはGKに防がれるもこぼれ球を関根が豪快にボレーで押し込み待望の先制ゴールを奪いました。鹿島戦に続いて柏木のパスと阿部のミドルがゴールに結びつく形となりましたね。ゴールが決まった瞬間はテンション上がり過ぎてひたすら雄叫びを上げてました。

その後はマリノスの猛攻を凌いで1-0で勝利。徳島戦以来約1カ月ぶりの勝利でガンバとの勝ち点差を5に広げ次節の直接対決に勝利すれば8年ぶりのリーグ優勝を達成するという位置まで辿り着く事が出来ました。試合後は久々にWe are Diamondsを歌う事が出来ましたね。
昨日書いた通り内容は乏しかったんですけどしっかり勝利と言う結果を納めてくれて嬉しい限りです。この勝利でここ数週間続いた嫌な流れは払拭出来たんじゃないでしょうか。累積警告にリーチがかかっていた柏木、李、森脇の3人もカードを貰わずに済んだので興梠を除けばベストメンバーでガンバに挑む事が出来ます。ガンバ戦まで3週間日程が空きますのでその間に李のワントップの連携を高めてガンバ戦に臨んで貰いたいです。22日に優勝決めちゃいましょう!!
では最後に関根の決勝ゴールの動画を貼っておきます。レッズのリーグ優勝を大きくたぐり寄せた値千金の決勝ゴールをお暇な方は是非観ていって下さい。
浦和レッズ 関根貴大 決勝ゴール - J1第31節 2014.11.3
鳥栖は頑張ってますけど流石に優勝は厳しいかと思います。ここまで来たら優勝して貰いたいです。