柏の堅い守りに苦しみながらも最後の最後で李が決めてくれたおかげで1-0で勝利し9年ぶりの天皇杯決勝に進出する事が出来ました。ACLもプレーオフからではなく本戦からの出場が確定し来年のチーム作りの時間という意味でも今日の勝利は大きかったと思います。
最も今日の試合は前半で決め切れなかった点が延長までもつれた原因になったと思います。好調関根の突破から2回決定的な場面を作るもその2回を武藤が決め切れずゴールを奪えませんでした。特に2本目はどフリー且つほぼ無人のゴールに押し込むだけのものだっただけに決めて欲しかったですね。それにしても今日の関根は最後まで躍動感あるドリブルを見せてくれましたね。明日のU-22代表メンバーにも選ばれると良いのですが。
武藤が決め切れず0-0のまま試合が進んだ前半終了間際に柏木が相手のタックルを受けて交代するアクシデントも発生。それが影響したのか後半は前半途中までのリズミカルなパス回しが鳴りを潜めレイソル守備陣を脅かす場面は数える程しかありませんでした。
結局後半もゴールを奪えないまま延長戦に突入し延長戦から温存してた興梠と李を同時に投入。ミシャも後半途中位から延長戦を想定してたのでしょうね。ここで変わったのがズラタンと宇賀神だったんですけど梅崎を下げずにお気に入りの宇賀神を下げた采配は驚きでした。結果的には梅崎を残した采配は大成功になりました。
延長に入るとそれまで守りからのカウンター一辺倒だった柏に押し込まれ前半は殆どチャンスが作れず。後半は両クラブ疲れの色が濃くなりプレーの精度が落ちこのままPK戦突入かと思われた延長後半12分に待望の先生ゴールが生まれました。那須が左サイドに展開し、受けた梅崎がクロスを上げ一度は跳ね返されるもこぼれ玉を拾ってそのまま左足でクロスを上げそのボールを李がヘッドで押し込むという形でした。李は準々決勝に続いて大事な場面で結果を残してくれましたね。正直李が途中から出ても良い結果が出た記憶が無かったので不安だったんですけどきっちり決めてくれて良かったです。
残り時間はきっちり守って準々決勝に続いての完封劇での勝利となりました。内容的には関根のプレーと李のゴール以外見所は無かったんですけどカップ戦は結果が全てですからね。勝利という結果さえ出してくれれば何も言うことありません。
決勝の相手はまたしてもガンバとなりました。去年の勝てば優勝という状況でのリーグ戦、今年はゼロックス、年間首位陥落となった2ndステージの試合、そして記憶に新しいチャンピオンシップ準決勝と悉く彼らにタイトル獲得のチャンスを潰されてます。今のJリーグはガンバと広島を倒さない限りはタイトル獲得は難しいということです。中2日の試合且つ柏木の欠場が濃厚という厳しい状況にはなりますが今度こそガンバを叩いて悲願のタイトル獲得を達成して貰いたいです。
本当は決勝も行くつもりでえ動いてたんですけどやっぱり行けませんでした。スタジアムには行けませんが元日の浦和レッズ天皇杯優勝という形で2016年が始まる事を心から願ってます。
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