今は昔のこと。
祖父母とよくテレビを観ていました。
ドラマ「水戸黄門」では、
旅先で必ず事件が起きますが、
黄門様は「助さん格さん、少し様子をみましょう」
と事の成り行きを静観します。
私は「早いところ悪いヤツをやっつけちゃえばいいのに!」と思っていました😁
しかし、それでは、面白くないしドラマが成立しません。
でも、最後はお決まりです!
これがいいのです、特にお年寄りには。
ハラハラもあるけど最後はハッピーエンド!
だから安心して観ることができるのです。
さてさて、前置きが長くなりましたが、
人生もこうだったらどんなにいいか?!
ハッピーエンドの人生。
しかし、そうは問屋が卸さないでしょうね。
現実、私のここまでの人生、
山あり谷ありのジェットコースターのようなアップダウン人生です。
でも、何の苦労もなく、すんなりと行く人生…
それは、それで「つまらない」人生だったと思うかも。
筋書きが決まっていて、予定通りに進む人生、
安心安堵の人生もいいですが、
苦労があるから、その先が楽しめる…
やりがいや生きがいは、
苦労した体験の先にあるのではないかなとも思います。
先が見えないではなく、
先が分からないのが、これもありですね。
分からないから楽しい、そう想えれば勝ち(価値)ですね。
「人生楽ありゃ苦もあるさ
涙の後には虹も出る
歩いてゆくんだしっかりと
自分の道をふみしめて」
ゆっくりと、黄門様の唄を口ずさむ朝でした。
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