豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

もみじ饅頭

2007年09月03日 | Weblog
広島といえば、もみじ饅頭。
ざっと数えただけでも、10店くらいの名前が浮かびます。
代表的なのは、下の三つでしょうか。左からやまだ屋、藤い屋、にしき堂です。
新幹線乗り場の前にある土産物屋さんにもこの三つのお店の商品が山積みにされていました。


もみじ饅頭といえば、漉し餡と決まっていましたが、最近ではいろいろバラエティに富んだものも出てきました。やまだ屋が先駆者だったと記憶しています。漉し餡とつぶ餡を基本に、クリーム、チーズ、チョコもしくは抹茶が組み合わされています。その詰め合わせが左。右は従来からある漉し餡のみのものです。遠征に行くときの手土産には、私はいつもこっちです。


自宅用や新幹線の中で食べてみたいなあという方にはこちらがお勧めでしょうか。
構内に入ったところにある、やまだ屋の出店にはばら売りも種類豊富に備えてありました。


構内の最も奥まったところには、少し前から藤い屋のブースもあります。ここは、保冷材をいれて持ち運ばないといけない中身が生っぽいもみじ饅頭もおいてあります。ちょっと目にはケーキ屋さんにみえますね。
にしき堂は、たしか新幹線の車内販売で扱われているのではなかったかな。名前も良いですね。この文字ともみじの葉の組み合わせは絶妙です。

個人的には、藤い屋さんがご贔屓です。でも、この三つは今はどれも同じように美味しいと思います。
私の小さい頃には、宮島に勝谷製菓というもみじ饅頭のお店がありました。そこの餡は、よく晒されて白く見えるほどでした。グラニュー糖を使用しているという餡の甘みはさらっと上品で、ふんわり焼かれたカステラ生地にとてもマッチしていました。広島物産展がハワイで行われたときには、宮島代表としてお店のご主人自らが白木屋でもみじ饅頭の実演販売をしたというのがご自慢でした。たくさんのお客さんで、焼くのが間に合わなかったそうです。藤い屋さんの隣にあったお店で、まだほんのり温かい箱詰めを買うのが楽しみでした。その味に一番近いのが、藤い屋さんなのです。

もみじ饅頭は焼きたてが一番!
できれば、宮島に渡られて参道にいくつもあるお店で焼き立てをご賞味ください。
店先で食べられるところもたくさんあります。喫茶店のような設備が整っているのは藤い屋さんですね。
島の中では、大聖院の参道沿いの岩村もお勧めです。ここは、つぶ餡もみじを考案して最初に売り出したお店ということになっています。元祖とか本舗とか、特に争いはないようですが、どこも歴史を誇るお店ですね。

今日は、娘の竜子が学校に戻るので、見送りに行ってきました。せっかくですから、新幹線口のもみじ饅頭事情をレポートしてみました。
左は、駅ビルから直接駅に入場できる駅ビル側の入り口。歩いていくと左に折れた向こうが、新幹線乗り場です。