豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

僕の娘に

2007年09月29日 | Weblog
「バカヤロウ」って叫びながら歌い終えられた「ぼくの妹に」。
数年前に、初めてご一緒した飲み会で披露してくださった挨拶代わりの18番を、今日は別の感慨の中で聞かせて頂きました。

11月に嫁ぐお嬢さんのお父さんである彼は、心優しくとても真面目な教頭先生。
外国に旅することの大好きな娘さんは、旅先で異国の男性と恋に落ち、とうとう彼の住む国にお嫁入りすることになったのでした。
大学卒業を早めに繰り越しての急なスケジュールに、花嫁の父は心の準備もまだ半ばのようでした。

なんとなく、お元気がなさそうな雰囲気を漂わせてはいらっしゃいましたが、事情を聞いて納得。しかしながら、つわものの集う昨夜の集まり。ストレートに慰めやら励ましの言葉なんてかける人はおりません。傷心?の彼の傷口に塩をすりこむかのような「お嫁さんサンバ」などのリクエストに健気にも応えておられました。

でも、さすがに「ぼくの妹に」で、周りに促されて「妹」を「娘」に替えて歌われているのを見ていると、なんだか思わずもらい泣きしてしまったやわなワタクシでございます。

どうか、一時の燃え上がりの中の即断ではありませんように。でも、情熱とはそもそもそういうものでもあるでしょうし。どうか、どうか、末永く幸せに過ごしていただきたいと願うばかりです。