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ゲーム攻略、読書感想文など。

映画見た【300】

2007年06月14日 00時48分33秒 | 映画の感想
1日に2本も映画を見るのは初めて。以前に予告編を見て、絶対見たいと思っていた映画。

ストーリー:
紀元前480年。スパルタへペルシア王クセルクセスの使いが降伏勧告に来た。が、スパルタ王レオニダスはその使者を殺し、ペルシアに屈さない姿勢を示す。
100万のペルシア軍はギリシャ全土へ迫っている。レオニダスは”ホット・ゾーン”と呼ばれる峡谷にペルシア軍を誘導し、大軍の利を生かさせない作戦に討って出ようと考える。しかし神託により軍隊の出動を禁じられてしまったため、やむを得ずレオニダスは300人のスパルタ軍のみを引き連れてペルシアとの戦いに望む。

感想:
映像的には斬新というほどの真新しさは感じなかった。北野武の『座頭市』を彷彿とさせる感じである。ストーリーはいたってシンプルで、あらかじめテルモピュレーの戦いを知っていれば十分。もっとも知らないほうが結末を知らずにすむのでいいかもしれない。
他にはペルシア軍のサイや象が結構面白かった。

映画見た【パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド】

2007年06月14日 00時39分22秒 | 映画の感想
今日仕事が休みだったので見てきた。

ストーリー:
シンガポールの海賊・サオ・フェンの協力を取り付けたウィル・ターナーたちは、ジャック・スパロウを救いに海の墓場へ向こう。ジャックとブラック・パール号を手に入れた一行だが、それぞれの思惑で動く。そんな中9人の選ばれし海賊長による評議会を開くことになるのだが…。

感想:
前作のストーリーを全然覚えてなかったので途中までは混乱しながら見てた。だんだんと背景がわかってきたのが中盤。そして最後の戦闘シーンは見ごたえ抜群の内容。そして最後は衝撃的な展開で幕を閉じる。
エンディングロール後にも感動的な場面が…。

【読書感想文】マヴァール年代記

2007年06月12日 01時21分11秒 | 読書感想文
アルスラーン戦記は当分でそうにないので別の田中芳樹作品を読んでみた。



『マヴァール年代記』
作者:田中芳樹

舞台:
中世ヨーロッパのハンガリー王国をモデルにした架空の世界が舞台。
主な舞台になるのはマヴァール帝国。この帝国は皇帝の下に6人の選帝侯がいて、それぞれ金鴉、虎翼、黒羊、竜牙、銀狼、銅雀公国を領している。
新しい皇帝を選出する際は6人中4人の選帝侯の同意が必要となる。
マヴァール帝国の周囲にはエルデイ王国、ツルナゴーラ王国、クールラント王国、ウルガール王国などの周辺諸国があるが、武力においてはマヴァールに叶わない。

主な登場人物:
◆三人の主人公◆
カルマーン…皇帝ボグダーン2世の三男。壮大な気宇と雄略を兼ね備えた人物。皇帝後継候補の一人。

ヴェンツェル…金鴉国公。カルマーンの学友。柔弱な外見とは裏腹に天才的な権謀の才と卓越した剣技と大きな野心を持つ。

リドワーン…元虎翼公国の国相。カルマーンの学友。武芸に秀で公明正大な性格。無口で権力に対して無欲。

◆主人公の周囲の人々◆
アンジェリナ…ヴェンツェルの妹。女ながら武芸に秀で金鴉公国の騎士たちの信望も厚い。後にリドワーンと相思相愛に。

ボグダーン2世…マヴァール帝国第24代皇帝。猜疑心が強く、自分の後継者たちを試すために悪辣な罠を仕掛けたりする。そのため長男・次男は命を落としている。

パール…リドワーンと虎翼国公の妹との間に生まれた子供。

アールモシュ…前黒羊国公。見識に優れた老人。後継者のストゥルザの死後に国公に返り咲き。

フェレンツ…カルマーンに殺された銀狼国公コステアの息子。カルマーンの侍従武官となり、将来銀狼国を継ぐことを約束される。

ラクスタ…カルマーンの股肱の臣。空位となった銅雀国公の座を与えられる。

ヴォーダ…カルマーンの股肱の臣。空位となった竜牙国公の座を与えられる。

ホルティ…旅の学者。始め虎翼国公に雇われてパールをさらうが後にリドワーンたちと行動を共にするようになる。

◆他国の人々◆
ラザール…エルデイ王国九柱将軍の一人。軍事も権謀も優れ、後にマヴァール国内で自身の野望実現のために謀略をめぐらす。

オルブラヒト…エルデイ王国九柱将軍の一人。右腕がないため隻腕将軍と呼ばれる。威厳があり正道を好む。ラザールの謀略に気づく。

ダニーロ4世…ツルナゴーラ国王。子福者だがみな才能がない。死の病に冒されてる時にマヴァール軍の襲来を迎える。


ストーリー:
◆第1部◆
大陸暦1091年、マヴァール皇帝ボグダーン2世が崩御した。次の皇帝候補として三男のカルマーンと孫のルセトがいたが、選帝侯はの支持は2つに別れてしまっていた。カルマーンは自らのために権謀を用いて有利に進めようとし、対立する選帝侯たちと血で血を洗う抗争を繰り広げる。そんな中金鴉国公ヴェンツェルは皇帝崩御の真相を見抜き、自身の野心のために密かに陰謀を巡らす…。

◆第2部◆
マヴァール皇帝となったカルマーンは選帝侯を整理し、自身の支配体制を確立していく。そんな中、エルデイの駐在大使であるラザールもまた自身の野心のために自国巻き込んで7カ国によるマヴァール包囲網を作り上げる。カルマーンはそうと知りながらあえてその罠に飛び込みツルナゴール王国へ遠征に繰り出す。そしてヴェンツェルはそれらの陰謀を影で操り続けていた…。

◆第3部◆
ツルナゴール王国を併呑したカルマーンは空前の版図を築く。だがヴェンツェルとの対立ももはや避けられないことはカルマーンだけでなくリドワーンもアンジェリナも気付いていた。ラザールの策を手玉にとって周辺各国を相手取るカルマーンだが、ラザールの思わぬ急襲に危機を向かえ、また、帝都でも異変が起きていた…。


感想:
最初から最後までとにかく謀略戦の連続。結局のところ誰が勝者になるかは最後の方までわからない。最後はなんとなく読める展開だが。
ヴェンツェルは言ってみれば銀英伝のロイエンタールみたいな感じなのだが、カルマーンはというとラインハルトではない。意外に俗っぽい感じ。
作者の作り出した世界観は素晴らしく、この短さは物足りないのだが、まぁこれはこれで十分面白い。
アルスラーン戦記と違い、これは歴史小説の体裁をとり、後世の評なども結構出てくる。

【ゲーム雑記】DSのだめカンタービレその2

2007年06月10日 02時51分41秒 | ゲーム雑記


今回は演奏できる楽曲について。
選択できる指揮者は大河内・千秋・シュトレーゼマン・千秋R☆Sバージョン・マングース・マングースCGバージョンの6つ。難易度もこの順に高くなる。
演奏がノーミスでクリアできるとトレビアンの評価。
ちなみにミナミは下の22~24は大河内以外ではトレビアンを取得できてない・・・。

1.ラデツキー行進曲(シュトラウス1世)
短い。かなり簡単。

2.交響曲第9番ニ短調(ベートーヴェン)
もちろん第4楽章。まぁこれもそれほど難しくない。

3.白鳥の湖(チャイコフスキー)
かなりテンポがスローでタイミングが妙にずれやすい。それほど難しくはないはずなのだが。。

4.キラキラ星変奏曲(モーツァルト)
たんたんと進行して終わる。最後の方がちょっと難しいだけ。

5.フィガロの結婚(モーツァルト)
テンポよく進むので結構簡単に進める。

6.ボレロ(ラヴェル)
これこそ最も淡々と進行する曲の極地。ひたすら淡々と攻略。

7.2台のピアノのためのソナタニ短調(モーツァルト)
原作で登場して有名になった曲。後半はちょっと難しい。

8.おもちゃの兵隊の行進(イエッセル)
キューピー3分クッキングのテーマ曲。前半が難しい。

9.アイネ・クライネ・ナハトムジーク(モーツァルト)
最後の方でテンポが速くなる。それほど難しくはない。

10.ヴァイオリンソナタ第5番ヘ長調「春」(ベートーヴェン)
途中でテンポが変わる箇所がいくつかあるがそれに注意すればたいして難しくない。

11.「ロメオとジュリエット」第2番(プロコフィエフ)
softbankのCMで使われてるやつ。たんたんとあのリズムが続く。かなり長く感じる。

12.ハンガリー舞曲第5番(ブラームス)
テンポの緩急がものすごく激しい箇所が2つある。そこに注意すれば時間も短い曲なので難しくない。

13.カルメン(ビゼー)
有名な主題の部分はテンポよくできるが、タイミングがかなり難しい箇所がいくつかある。難曲。

14.ウィリアム・テル(ロッシーニ)
原作でマルレ・オケが演奏した有名なスイス軍の行進のところ。最初のトランペットから息もつかせぬテンポ。難しい。

15.ピアノ協奏曲第2番ハ短調(ラフマニノフ)
原作でシュトレーゼマンと共演した名曲。ピアニストには超難曲だが、このゲームではかなり簡単な部類。時間も短い。

16.交響曲第5番ハ短調「運命」(ベートーヴェン)
ご存知運命。途中かなり音符も多く原曲を知らないと結構難しい。

17.カルメン幻想曲(サラサーテ)
最初から気が抜けない。半分過ぎたあたりで激難な場所がある。そこを越えるとそれほど難しくなくなる。

18.オーボエ協奏曲ハ長調(モーツァルト)
黒木の代名詞のような曲。オーケストラパートは単調なので簡単。

19.威風堂々(エルガー)
なぜか有名な部分ではない。同じ旋律の繰り返しがひたすら続くのだが激難なところが何箇所かあるのでこれまでの曲の中では一番の難曲。

20.動物の謝肉祭(サン=サーンス)
とにかく音符の数が多い。全部うまくできればスカっとするが。難しい箇所がいくつかある。

21.交響曲第1番ハ短調(ブラームス)
R☆Sの最初のコンサートで演奏した曲。途中で難しいところがいくつも出てくるかなりの難曲。

22.交響曲第7番イ長調(ベートーヴェン)
ドラマの主題歌としても有名。後半がとにかく激難。

23.ラプソディ・イン・ブルー(ガーシュウイン)
ドラマのエンディングテーマとして有名。これも最初から最後まで難しい。

24.ラプソディ・イン・ブルー☆SPECIAL(ガーシュウイン)
原作の学園祭でSオケが演奏したピアニカパートを加えたバージョン。もちろん全曲中最高の難易度。


【ゲーム雑記】DSのだめカンタービレ

2007年06月07日 03時55分53秒 | ゲーム雑記
先日ニンテンドーDSを買って、最初に手に入れたのがこのソフト。



ゲーム内容:
主人公は雑誌クラシック・ライフの記者となり(上司が河野けえ子)音大内や裏軒、千秋とのだめの部屋などを訪れ、なぜか巻き込まれて一緒に演奏したりミニゲームを攻略して話を進めるアドベンチャーゲーム。
また、ストーリー進行とは別に、演奏や様々なミニゲームを楽しんだり楽曲辞典などを閲覧する「自由行動」というパートがある。ストーリー進行のパートは「取材」となっている。「取材」と「自由行動」はいつでも切り替え可能。

原作との比較:
学園祭が終わった頃あたりから千秋が留学に向かうまでのストーリーとなっている。ただしそれほど原作に忠実とういわけではなく、SオケとかR☆Sオケとかが出てくるわけではない。その中で主人公はみんなに誘われたり巻き込まれたりして一緒に演奏しているうちに、千秋に腕前を見込まれて一緒に演奏会をするようになる。
登場人物は三善家をのぞく日本編のほとんど全員が登場。松田まで登場する。

演奏:
CMやYahooの無料ゲームでもおなじみの音符を正確にタッチしていくというもの。指揮者(6人)によって難易度が変わる。「自由行動」では指揮者を自由に選べる。原曲を知っていると多少有利だが、知らなくてもたいして問題ない。24曲。

ミニゲーム:
以下の5つがある。

裏軒料理・・・制限時間内に決められた数の料理を作る。最初にメニューと必要な食材が提示されるので、食材群の中から必要な食材を正確に選ぶ。千秋真一デビュー丼などもある。

もぐらたたき・・・オーソドックスなもぐら叩き。制限時間内に必要な数のハブを叩く。

プリごろ太・・・横スクロールアクション。制限時間内にゴールを目指す。かなりシビア。

太鼓の達人・・・本家に先駆けて登場(!)。ただし曲は5曲しかない。

のだめの部屋掃除・・・制限時間内に積み重なった本や服やゴミなどをすべて必要な場所へペンでドラッグして片付ける。一番簡単。

コンプリート要素:
以下の5つがある。

楽曲解説・・・ゲーム内で使用されてる楽曲の解説。かなり量が多い。演奏をパーフェクトでクリアしたりすると増える。原作で使用されてるシーンが見れるのもある。

作曲家解説・・・ゲーム内で使用されてる楽曲の作曲家の解説。これもかなり量が多い。なぜかすべてのだめがコスプレしている。

楽器解説・・・オケで使用される楽器の解説。

人物レポート・・・登場人物辞典。「取材」パートで出会うと登録される。

ギャラリー・・・イラスト。これも量が多い。

全体的な感想:
一周が3時間くらいで終了するので、やり込みをするつもりがないのであればあまりお勧めできない。が、演奏を全曲、全指揮者でパーフェクト達成するには相当やりこまないとダメなので、それに燃えれる人ならかなり長い時間遊べる。
ミニゲームはどれも面白いのだが、難易度が三段階しかなくしかもどれもあっさりクリアできるのが難点。
個人的にはクラシックで遊べる、というのが最大のウリじゃないかと思ってる。なのでクラシック好き&音ゲー好き&原作ファンであれば間違いなくハマる。
原作が好きでライトユーザーでもいいかもしれない。