世界最高の俳優になりたい
どんな俳優になりたいかと聞かれて、そう答えるカン・ドンウォン氏
まるで
何になりたいかと聞かれて
海賊王と答えるルフィーのようです
いよいよ、今日からデュエリスト!カン・ドンウォン祭りです!
<過去記事>
<刑事Duelist>の、ハ・ジウォン、カン・ドンウォン[3] -カン・ドンウォン
<刑事Duelist>の悲しい目、カン・ドンウォン
2005.8.31 翻訳サイト使用
http://hanimovie.cine21.com/Articles/article_view.php?mm=009004000&article_id=125
“剣舞にも感情が入らなくてはいけないということだ”
ハ・ジウォンと共にその日三回目のインタビューを受けるカン・ドンウォンは疲れた様子なしに全身から気持ちの良い温かさを漂わせた。 珍しかった。 <オオカミの誘惑>封切りの頃の1年前、彼は向かい合って座った人の顔の上でつららの5,6本はすぐ作ることができるくらい冷たかった。 “良かったですか?”という質問に“良かったです”としか答えることがないと思えたカン・ドンウォンは次に新しい質問をしようとしても、自分がしようとしていた話は(質問を分からないふりをしながらも)してしまうインタビュー人になっていた。 “本来スロースターターなのに加え現場がタイトで10話ぐらい過ぎてから感じをつかんだ。 脚本も良くてキャラクターも良かったが、私が演技をできなくて”というドラマ<マジック>に対する話も、したい話が多かったのか、かなりたくさんした。 意地っ張りな性格は相変わらずだ。 “私が見るには使い道がないと思うが監督はずっと習えとおっしゃって”始めた古武道は3時間の講習2回で膝の負傷を‘言い訳’に止めたし、最後まで習ったタンゴに関しては“その時間に別のことをしたらもっと良かっただろう”という心に変わりがない。 終始一貫した意地に率直な話がどんどん増えたカン・ドンウォンはこの前<刑事Duelist>の編集を見たといった。 感想を尋ねたところ“満足ですよ”とにっこり笑う。
悲しい目はセリフが多くない。 劇の感情を導くのは主にナムスンで、悲しい目はナムスンの視線から見られるキャラクターだ。 対象化されることになるが、演技者としてシナリオを初めて受けた時何を考えたか。
台本をあとで読んだ。 受けてしばらくして読んだ。 <マジック>をとっている時だったので、次の作品を考える余裕がなかった。 演技もうまくできなくて、これだけは死ぬほど一生懸命しなければならないと、とても激しくしていた状況だったので1,2時間とるのも大変だった。 それでちょっとあとで読んだが、読むとすぐにやる。 シナリオがとても良くて。 すごく性に合っていて、と、これがどのように(と言っている途中、右腕をあちこちかいて“蚊がいるか…”)映画化されて行くのか私が必ず参加して自分の目で見極めなければならないと思って。
監督が現場でリハーサルをたくさんされたと言ったが。
たくさんされた。 ものすごく。 ところがある時はまた、しなかったり。 それはちょっと違う。 ある時はたくさんして。 ある時はしなくて。
場面の種類によって違ったか。
いや。 同じアクションであっても私が自信があるといえばそうして、監督に確実な絵がある場面はずっとリハーサルして作っていって。
どのような点が自信があったか。
一応舞踊をかなり一生懸命練習したから(笑い)舞踊的な動作に自信があって…. 悲しい目の単独剣舞シーンがあるが、その量を撮影前日に監督が急に減らすと言われた。 私が自信があると、これぐらいやっておいた、監督がこれくらいやってみろといってやっておいたのになぜ減らしたのかと話した。 監督がはっきりと、これくらいやっておけとそう言ったのではないかと。 すると監督が、私ができないと思ったそうだ。 それでやってしてみようと。 現場に行ったらさらに増えた。
舞踏が本人の好みに合ったようだ。
とても合ったよ、初めてやったが。 (笑い)
どのような点が魅力があるか。
初めはよく分からなかった。 そのまま連結された動作だとおもったがそれに感情が入らなければいけないということだよ。 なのでおもしろかったよ。
悲しい目は言葉どおり目が悲しくなければならないでしょう、困ったようだが。 もちろん本人が悲しい目だから悲しい目にキャスティングされたのだが、それでも俳優がじっとしていることはできないので。 悲しい目というのは文で描写するのは簡単だが俳優が見せるのは難しいのではないか。
感じ自体は分かっていて、既に持っていた感じをたくさん生かした。 モデルをする時に写真を取っている感じでも…. 写真をこのように撮るなら、遠い山を見ながらウン...(悲しい表情)そのような感じ. 楽しければ楽しい感じがあって。 具体的に考えをしなくても人にすでに感情というのは記憶されているから感じだけあればそのような表情が出てくる。
イ・ミョンセ監督と作業して、この人は特別だという考えを現場でしたようだ。
話すのがちょっと難しい。 では前の監督は何だったのか、ということにもなるではないか。 (笑い)とても細かいのがすごく良かった。 自分でも完ぺき主義者気質があるが、監督は私よりすごかった。 (笑い)
俳優として既に持っていた考えが変わった部分もあるのか。
ある。 以前にはセリフを正しく言うのが最高と考えたのにその考えがちょっと変わった。 今でもソウルの方言で台詞を言えばぎこちない。 感情を入れられない。 それで<マジック>の時もソウルの方言で感情が出なければわざわざなまりでセリフを練習してみたりした。 ところが今回の映画をしてみて、セリフを正しく言うのが最高という考えは大きく変わったようだ。
演技が本人に合うと考えるか。
はい。
どのような点がそうだと思うか。
おもしろい。 演技が私に合っていると初めて思ったのは、以前に演技の授業を受けた時、私が独演することがあったが、かなり長くて難しかったが、それを一生懸命練習して先生の前で演じた。 ところが演じたあと、自分で本当に上手くできたという気がした。 独演の内容が何であったかは今は少しも思い出せない。 その時、演技しながら他の考えはなくて没頭したようだ。 それで先生も上手に演じたとほめて下さった。 (笑い)その時そのように思った。
どんな俳優になりたいのか。
世界最高の俳優.
どのようにすれば世界最高の俳優になることができるのか。
それはよく分からない。 (笑い)一生懸命しなくちゃ。 ところが俳優というのが本当に難しい職業だ、運動なら記録が伸びればそれだけ認められるが、俳優はそうでない。 一生懸命して実力をきちんと積んでも大衆が一度冷くすれば終わりだ。 努力した分だけ得られるというものでもない。 それでよくストレスを受けるが、それでも世界最高の俳優にならなければならないと思う。 これが良くて、私は何か一つ良ければそれしか考えないスタイルのようだ。