おさらい。日本は民主制

2006年07月21日 01時02分44秒 | 意見・物申す
昭和天皇が「靖国参拝嫌!」ってお言葉を発したという
メモが見つかって野党のエライさんは水を得た魚のように
「ほ~ら見てみそ」のコールを一斉に発しております。

見つかったメモが本物かどうか?
紙が新しすぎるとか、漢字が違うとか色々言われているけど
それはさておき、もう一度おさらい。

天皇陛下のお考えがそんなに影響を及ぼすのか?

日本は民主主義だと思うのだが…

【民主制】 統治者が多数である政治形態。また、権力が人民全体に
     属し、その参加により政治が行われる制度。
【君主制】君主によって統治される政治形態。憲法などの制度により
     制約を受ける制限君主制と、君主の意思が何ものにも制約
     されない絶対君主制とがある。王政。

つまり、天皇陛下が何をお考えかは知らないけど、個人の自由であって
首相の靖国参拝に影響を与えるとは思えないのだが…どうだろう?
んなわけで、関連記事のカーティス教授(誰やねん!)の言ってることは
矛盾はしていないだろうけど、何かおかしい気がする。

だいたい天皇は基本的人権がなくて政治に参加できないハズ。
昔、昭和天皇が個人的見解として「がんばってね」程度に
声をかけたことがあるけど、それでさえも批判を食らうのだ。
(いつのエピソードか忘れた)

今回のケースはまさに、それ以上。
天皇という傘に隠れて、批判をするのは辞めてもらいたい野党諸君。

ただ私個人の意見として、メモが本物であって
天皇陛下がメモに残されたようなお考えをお持ちなら少しショックだ。
昭和天皇ともあろうお方が、個人を批判されるだろうか?
ちょっと違和感だらけですな。

「天皇参拝せぬ靖国に首相が行く矛盾」 カーティス教授 (朝日新聞) - goo ニュース
 <ジェラルド・カーティス米コロンビア大学教授(政治学)の話>
 昭和天皇が、靖国神社のA級戦犯の合祀に強い不快感を示していたことが明らかになったことの意味は大きい。靖国神社参拝問題が、外国にいわれて問題になったのではなく、もともと日本国内の政治問題であることが明らかになった。
 A級戦犯を合祀することは戦争を肯定する象徴的な意味がある。外国から見てもおかしいし、日本の天皇から見てもおかしいということだ。天皇陛下も参拝しない靖国に総理大臣が行くべきだというのは矛盾している。
 天皇の発言が明るみに出たことによって、国内問題としての靖国神社参拝問題がもっと議論されるのではないか。
 戦中戦後を通じて天皇だった昭和天皇が「天皇陛下万歳」を叫んでなくなった兵士がまつられている靖国神社の参拝をやめるほど、A級戦犯合祀にこだわっていた。天皇の言葉を次の総理候補も真剣に考えて、靖国神社問題の新しい解決のあり方を考えるべきだ。
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