薬学部の将来をちょいと考えた8

2005年10月02日 21時48分23秒 | + プラス
わかっていたことだけど、
とうとうバナナの叩き売りの兆しが見えてきました。
薬学部への志願者が2割減だそうです。
薬学部が増えているにも関わらず、ちょっと不思議。
この2割という数字、少子化とか考慮に入れているのか疑問だけど
人気を落としているのは医療系学部の中で薬学部だけって記事を見ると
やはりただ事ではないようです。
後輩を含めた色んな女友達に
「薬学部が6年制やったら来てた?」
って質問すると8~9割の人が
NOといいます。4年と6年の差は大きいようです。
女性の場合は、結婚・妊娠・出産があるからでしょうね。

で、2年増えてどうなるの?
薬学部6年制化の概要によると
6年制が目指す薬学教育は、“医療人”としての薬剤師、
それも質の高い薬剤師の養成である。その実現のため、
「医療薬学系科目」、「教養科目」、そして「実務実習」
の3つの充実がその柱となる。


要は現場で即戦力となる薬剤師を育てるってことらしい。
・・・ま、反対ではないけど一言。

「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」

現場って何も病院ばっかじゃなくて、
私みたいに会社勤めの人間もいるんだからその辺のアプローチも
忘れないで欲しい。医薬品の世界市場とかやれば面白いと思うけどなぁ
あと、薬事。ま法律ですな。コレも大事。
大学では教えるのが下手なオッサンが13コマも使って
ぶつくさ言ってたけど全く無意味。
社会に出れば嫌って程、法律(まあ、私の場合は省令だけど)に囲まれてるんだし
それに気がつかないのが大学の先生なんでしょうね。

関連記事///////////////////////////
6年制施行を来春に控え、薬学部志望者が2割減  薬事日報05/09/14
 来春に大学受験を控える高校生や浪人生のうち、薬学部を志望する受験生が前年度に比べ約2割ほど減少する見込みだ。大手予備校など関係者への取材から明らかになった。薬学教育6年制施行に伴う学費増や教育期間の延長に加え、社会に出るのが2年遅れるというイメージが、志望者減少要因と推定されるという。看護系や医療福祉系など、他学部へシフトする傾向が認められるという。
 名古屋に本拠を置く大手予備校の一つ、河合塾が8月に実施した全国模試の結果によれば、私立薬系大学の志望者は昨年に比べ24・1%減り、国立大でも志望者が2割前後減少した。手に職を付けられる学部が人気を集める中、医学、看護、リハビリ系など医療系学部の中で人気を落としたのは薬学だけという。
 河合塾の担当者は「学費の問題もあるが、社会人として世に出るタイミングが2年遅れることを敬遠するからではないか。6年間学ぶのが嫌というわけではないと思う。特に女性では、男性よりも堅実に進路を考える傾向が強い」と分析する。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ステルス | トップ | 自己実現 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (かなえ)
2005-11-04 22:17:09
薬剤師になるには高校卒業後どうすればいいか教えて下さい。具体的には大学名、入学金、授業料など費用面も教えて下さい、神奈川県在住です。
返信する
え? (S,Mae2001personal☆)
2005-11-04 23:46:34
私に聞くよりも自分で調べた方が今後のために

なるような気がするけど・・・

とりあえず薬剤師になるんだったら

薬学部のある大学に行ってください。

今受けるんだったらもう6年制ですね。

費用は大学によってマチマチだと思います。



返信する

コメントを投稿

+ プラス」カテゴリの最新記事