マスクは「皆が着けているから」 日本人、「感染防止」関係なし

2020年08月11日 21時46分45秒 | + プラス
マスクについては何度も書いてます。

マスク着用は必要時でよい - 週間ダイジェスト+


それにしても面白いアンケート結果がでました。
日本人がマスクをつける理由は、皆がつけているから。
まさに世間体というか同調圧力ですね。

日本人の国民性を表す有名なジョークがあります。

沈没船ジョーク(タイタニックジョークとも)の例
沈没しかけた船に乗り合わせる様々な国の人たちに、海に飛び込むよう船長が説得を行う。
アメリカ人に 「飛び込めばあなたはヒーローになれます。」
イギリス人に 「飛び込めばあなたはジェントルマン(紳士)になれます。」
ドイツ人に 「飛び込むのはルールです。」
イタリア人に 「飛び込めばあなたは女性に愛されます。」
フランス人に 「飛び込まないでください。」
ロシア人に 「海にウォッカのビンが流れています。」
日本人に 「皆さん飛び込んでます。」

最近ではマナーの一つになってしまってますね。
マスクはコロナの感染拡大に重要だというのは私も理解していますし、
職場でも必ずマスクをするようにお達しが出ているのは当然だと思います。

しかしまわりに誰もいないのに、汗かきながらもマスクをつけているのは本当に疑問。
いちいち取り外しが面倒かも知れないけど、十分な距離を空ければ良いと思うのだけど、
自家用車で出勤する人がいますが、車内でもマスクをつけている人がいて、
誰から感染するねん!って思うばかりです。

で、皆が律儀にマスクをつけているもんだから、つい先日文科省がこういう通知を出しました。

マスクは距離が十分取れない場合に着用を 文科省
文部科学省は、新型コロナウイルス感染拡大を防止する学校の衛生管理マニュアルを改訂し、マスクについては熱中症の危険性を考慮して身体的距離が十分取れない場合に着用すべきとしました。
 これまでのマニュアルでは、マスクについて「常時着用することが望ましい」と記載していましたが、改訂版では熱中症などの健康被害を考えて「身体的距離が十分取れない場合には着用すべき」としたうえで、気温や湿度が高い日にはマスクを外すよう求めています。また、6月と7月の新型コロナウイルスの感染者もまとめていて、全国で児童生徒242人、教職員51人、幼稚園関係者29人が感染したということです。児童生徒の半数以上が家庭内感染ですが、高校生ではカラオケなど学校外での私的な活動での感染も目立っているということです。

日本人の国民性として、こういうお達しがでれば皆守るのかな?

いま、一番問題だと思うのは熱中症にならないことだと思います。
良く言われていますが、熱中症とコロナ感染って初期症状が似てて判別しにくいようです。
熱中症でもコロナの体制をもって接しなければならないので、医療従事者としてはかなりの負担。
熱中症にならないことが、医療従事者の負担を減らすって啓蒙活動をしても良いと思います。
しかし・・・今度はマスクを外そうって啓蒙しなければならないとはね(笑)

日本人がマスクを着用する動機、「感染防止」とほぼ関係なし - ライブドアニュース
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、日本人がマスクを着ける動機は、感染が怖いからでも他の人を守るためでもなく「みんなが着けているから」。同志社大の中谷内一也教授(社会心理学)らのチームが11日までに、インターネットで行ったアンケートから、こんな結果をまとめた。

 チームは感染者の増加が続いた3月下旬、年齢や居住地などの構成が日本の縮図となるよう千人を選び、マスク着用の理由や頻度を尋ねた。

 「感染すると症状が深刻になる」などの理由と着用頻度との結び付きの強さを解析すると、断トツは「人が着けているから」。「他人の感染防止」はほぼ関係なかった。
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