安定型次亜塩素酸ナトリウムとか次亜塩素酸水とか

最近、コロナの消毒に使うだとかで
“安定型次亜塩素酸ナトリウム”とか“次亜塩素酸水”を見かけるのですが
センター試験で化学を教わった者はみな“？”と思っていると思います。

次亜塩素酸　組成式では HClO
でもこの形は安定してなくて確かこんな感じで分解されるハズ
２ＨＣｌＯ→　２ＨＣｌ＋Ｏ２　
要は酸素と塩化水素に分かれるてのを記憶していますが

アルカリの条件下では
ＨＣｌＯ→　Ｈ＋　＋ＣｌＯ－に分かれてるだったか？

このＣｌＯ－(次亜塩素酸イオン)が殺菌やらに有効なんですが
実はＨＣｌＯの方が殺菌力が強いようで、要は分解しないようにｐＨをコントロールしているというのが
某大学教授の友人の推測です。

そもそもＣｌ　塩素が入っている時点で身体にも悪くて、例えば 手指消毒なんかに使うと手が荒れてしまう気がするのですが大丈夫なのか？

安定型次亜塩素酸ナトリウムというのも謎
“安定型”というのが特に。散髪してた時のラジオでは水を工夫しているとあるけど
安定型次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)
安定型次亜塩素酸ナトリウムは、時間経過に伴い直ちに分解する一般的な次亜塩素酸ナトリウムとは違い、
イオンを安定化させたもので、水溶液中での自然分解の促進を抑制し、気化作用もなく、質量が一定に保たれた状態を維持し・・・

これもこんな感じで分解されたと思う
NaClO→　Ｎａ＋　＋ＣｌＯ－

ううん？よくわからない。
難しく考えるもの疲れるし、国が文句言っていないので有効なんだと思いようにします。
まあ色々な文章を見てもキッチンハイターを薄めただけではないと主張してるので
それらを信じることにしましょう。　私は買いませんが。

それよりもＣｌ－が入ってることの方が心配。
これらをうのみにして使っていいのかどうなのか？
とりあえずはコロナには有効なと思います。ただし効きすぎがやっかい。
ゴキブリを殺すためにミサイルを打つようなものです。

もう少し経過を見ていきたいと思います。