インフル、今年は違う…

2024年12月26日 16時18分33秒 | + プラス

当直明けの人達が口を揃えていうのは
「朝の3時ごろにやっと座れた…ほとんどインフル…」
そんな感じで当直帯のインフル患者が止まらなかったようです。

私自身の感覚としても日勤帯はもちろんですが
17時を回ると、途端にインフルの薬を触っている気がします。
多分、町医者の営業時間外にこっちに流れてくる感じでしょうね。

今日は厚生労働省がインフルの最新情報を発表する日だったので待っていました。
私のブログではお馴染みですが、定点当たりの報告数を見てみます。
(近畿圏のみに加工しています。)

この数字について例年同様に解説しておくと
定点当たり報告数とは1つの医療機関が1週間で何名のインフルエンザ 患者を診療したかを表す数字。
従って定点当たり報告数が3ならば、1つの医療機関で1週間に3名のインフルエンザ患を診療したということになります。
この数字が1以上ならば流行地域、10以上で注意報、30以上で警報になります。

要は近畿圏は30余裕で超えているので警報レベルですね。
もう町医者が休診している年末年始勤務が怖くて堪りません。

恐ろしいのは増加すスピードが半端ない…

一か月前と比べると30倍近い増加速度です。
まさに感染爆発って感じですね。

今年のもう1つの異変は薬がすぐに無くなると後輩が悲鳴を上げていました。
インフルの内服は多分問題ないと思うのですが、インフルの注射がすぐに無くなったとのこと

カプセルが飲めない人に重宝するのですが
今年は去年以上に、飲めない人=高齢者?が多いか?
というかバイアル製剤あるなら、こっちに切り替えても良いかも??(場所をとる)

さあ悪夢の9連休は乗り越えられるか…

インフル、警報レベルに 新規感染、前週の2.2倍―厚労省:時事ドットコム
厚生労働省は27日、全国約5000の定点医療機関から22日までの1週間に報告されたインフルエンザの新規感染者が、
1医療機関当たり42.66人だったと発表した。前週比2.24倍で、警報の基準(30人)を超えた。
 都道府県別では、大分が82.64人と突出して多く、鹿児島(65.57人)、佐賀(61.62人)、千葉(60.03人)が続いた。
36都道府県で警報の基準を上回り、休校や学級閉鎖となった幼稚園や小中高などは計5800施設に上った。
 また、16~22日までの新型コロナウイルスの感染者は1医療機関当たり5.48人で、4週連続で増加した。
最多は北海道の14.33人、最少は沖縄の0.93人。


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