TBSニュースバード見てたら仕事関係の記事があったのでメモ代わりに。
真意がハッキリしてないんで何も言えないのですが、
記事が真実だとしたら、かなりの問題。
私も今まで副作用情報などで
多い方で3回くらい患者さん(被験者)から
試験継続意思の確認を得ているのだけど、
情報がちゃんと伝わってるのか若干心配になります。
(被験者に会うわけにはいかないんで、
施設の先生を信じるしかないのですが・・・)
ともあれ続報を待つしかありません。
【国循の不同意治験】母親「納得できぬ」変わり果てた姿…説明なく
国立循環器病センター(大阪府吹田市)で、患者側の同意を得ぬまま補助人工心臓の臨床試験(治験)が継続された疑いが浮上した。意識不明の息子を前に治験継続の同意を求められた今年2月、母親は不信感でいっぱいだった。「納得することはできない。けれど…」。息子の命にかかわると思い、同意書に書き込んだ。病院側への母親の不信感は今も続いている。
男性が拡張型心筋症という心臓の難病を発症したのは約2年前。急に胸の苦しさを訴え、地元の病院に入院した。前日まで学校に通っており、母親は「とても信じられなかった」という。本やインターネットで病気を調べ、専門医を探し、すがる思いでセンターにたどりついた。
補助人工心臓「エバハート」の治験は、センターではすでに行われていた。男性は入院後、先にエバハートを装着した患者と面会。自由に動き回る姿に「僕もこうなれたら」と、治験同意書にサインをした。「3カ月後には家に帰って学校に行ける」。期待でいっぱいだった。
悲劇は、手術から約2週間後に起こった。呼吸が苦しくなりだし、容体が急変。心臓にできた血の塊を取り除く緊急手術が行われた。蘇生(そせい)はしたものの、変わり果てた姿で帰ってきた。意識はなく、口には管が入っていた。「長い間心臓が止まっていたので、脳に何らかのダメージが起きた可能性がある」。医師の説明に「何があったら心臓が止まるのか」と聞いたが、説明はもらえなかった。
この治験では、手術から6カ月後に、継続の同意を確認する必要があった。手術から半年が過ぎた昨年秋に、母親は同意書を示された。意識不明の本人は署名ができるはずもなく、「お母さんでいいですから」と勧められるまま息子の欄に署名し、「代筆母」と書いた。
今年2月、再び継続の同意書が示された。他のケースで脳血管障害などの有害事象が発生したため、その説明を行ったうえで、再度、同意を確認するためのものだった。「このままではとても納得できない」。母親は訴えたが、治験コーディネーターからは「出さないわけにはいかないから書いてほしい」と言われた。「そのまま名前を書くわけにはいきません」と、母親は同意書に自分の思いを書いた。
「手術する前に説明された内容と大きく異なります。今回のこの文書に記された内容を理解(納得)することはできません。ですが、生命維持するためには、治験に参加するほかないでしょ?」
母親は、産経新聞の取材に、「(病院側に)継続の同意をしていない。できないんだという意思をわかってほしかった」と訴えている。
真意がハッキリしてないんで何も言えないのですが、
記事が真実だとしたら、かなりの問題。
私も今まで副作用情報などで
多い方で3回くらい患者さん(被験者)から
試験継続意思の確認を得ているのだけど、
情報がちゃんと伝わってるのか若干心配になります。
(被験者に会うわけにはいかないんで、
施設の先生を信じるしかないのですが・・・)
ともあれ続報を待つしかありません。
【国循の不同意治験】母親「納得できぬ」変わり果てた姿…説明なく
国立循環器病センター(大阪府吹田市)で、患者側の同意を得ぬまま補助人工心臓の臨床試験(治験)が継続された疑いが浮上した。意識不明の息子を前に治験継続の同意を求められた今年2月、母親は不信感でいっぱいだった。「納得することはできない。けれど…」。息子の命にかかわると思い、同意書に書き込んだ。病院側への母親の不信感は今も続いている。
男性が拡張型心筋症という心臓の難病を発症したのは約2年前。急に胸の苦しさを訴え、地元の病院に入院した。前日まで学校に通っており、母親は「とても信じられなかった」という。本やインターネットで病気を調べ、専門医を探し、すがる思いでセンターにたどりついた。
補助人工心臓「エバハート」の治験は、センターではすでに行われていた。男性は入院後、先にエバハートを装着した患者と面会。自由に動き回る姿に「僕もこうなれたら」と、治験同意書にサインをした。「3カ月後には家に帰って学校に行ける」。期待でいっぱいだった。
悲劇は、手術から約2週間後に起こった。呼吸が苦しくなりだし、容体が急変。心臓にできた血の塊を取り除く緊急手術が行われた。蘇生(そせい)はしたものの、変わり果てた姿で帰ってきた。意識はなく、口には管が入っていた。「長い間心臓が止まっていたので、脳に何らかのダメージが起きた可能性がある」。医師の説明に「何があったら心臓が止まるのか」と聞いたが、説明はもらえなかった。
この治験では、手術から6カ月後に、継続の同意を確認する必要があった。手術から半年が過ぎた昨年秋に、母親は同意書を示された。意識不明の本人は署名ができるはずもなく、「お母さんでいいですから」と勧められるまま息子の欄に署名し、「代筆母」と書いた。
今年2月、再び継続の同意書が示された。他のケースで脳血管障害などの有害事象が発生したため、その説明を行ったうえで、再度、同意を確認するためのものだった。「このままではとても納得できない」。母親は訴えたが、治験コーディネーターからは「出さないわけにはいかないから書いてほしい」と言われた。「そのまま名前を書くわけにはいきません」と、母親は同意書に自分の思いを書いた。
「手術する前に説明された内容と大きく異なります。今回のこの文書に記された内容を理解(納得)することはできません。ですが、生命維持するためには、治験に参加するほかないでしょ?」
母親は、産経新聞の取材に、「(病院側に)継続の同意をしていない。できないんだという意思をわかってほしかった」と訴えている。
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