エルニーニョやらラニーニャやら

2022年08月13日 11時50分33秒 | 自己満足的疑問解決
雨が降ったかと思えばまるでスコールのよう。
異常気象なんて言われているけど、そういえばエルニーニョやらラニーニャやら言われるけど
何だったっけ?と思い自分なりにまとめてみました。

エルニーニョ/ラニーニャの語源
ラニーニャ(La Niña)はスペイン語で「女の子」を意味するらしい。

じゃあエルニーニョは単純に“男の子”になるとか単純なものではなく
ペルー北部の漁民が、毎年クリスマス頃に現われる小規模な暖流のことをエルニーニョと呼んでいたようで
そこから色々転じ“神の子”とか“イエス”だとかを意味するようになったとか。
もともとラニーニャは エルニーニョの反対(anti-El Niño)と呼ばれていたけど
わかりずらいとのことで、ラニーニャと名付けられたようです。
もう単純に“男の子”“女の子”で良いのでは??

さて、この2つの現象の日本への影響はこんな感じ



今年は酷暑なんでラニーニャなんだろうなって思ってたらやっぱりそうだった。


ちなみに今年はずっとこんな感じでラニーニャが続く


このラニーニャ&エルニーニョの発生メカニズムがこれがわかりやすい。


赤道付近でペルー側からインドネシアに吹く貿易風の強弱が関係ありそう。
つまり貿易風によって暖かい海水がインドネシア付近に集められてしまうということか。

8月13日時点での海水温度は図とみるとえぐい


この暑さ寒さの原因は結局、貿易風に由来するってことはわかったけど、
もともの原因はペルー沖の冷たい海水が関係しているようです。
すなわちペルー沖での冷たい海水が強いかどうか。
この下から昇ってくる海水は湧昇流と呼ばれるもので、なぜ湧昇流自体に強弱があるのかは調べてもわからなかったです。
中身は海洋深層水で栄養豊富なため、漁に影響すると言われていました。
冒頭で唐突にペルー北部の漁民の話が出てきましたが、漁師の人達は経験的に
潮と風の関係が漁に影響するってわかってたんでしょうね。

ともあれ暑い日が続きます。
あと一か月もすれば暑さもマシにはなってくると思うのですが・・・
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