近鉄の新型車両8A系に乗ってみた

2024年10月07日 23時03分35秒 | + プラス
前々から近鉄(近畿日本鉄道)が新型車両を導入するって言われてましたが
まさか今日からで、それに乗れるとは!!!

一応、今回の新型車両の目玉は「やさしば」と言われている
ベビーカー・大型荷物対応スペースの座席です。


単純に言えば二人分のスペースを潰して、
妊婦さんや大きな荷物を持つ人にってことなんだけど
正直、座りに難い!!!

“どなたさまでも…”って優しい文言はあるものの、
妊婦さんや大荷物を持った人が来た座席を譲らなきゃならない気がして、誰も率先して座りませんでした。

今の仕事って基本は立ち仕事なんで、帰るときくらいは座らせてよってのが本音。
新人1年目の時なんかは足の裏が痛くて、もうフラフラでした。
優先座席って、こういう人のためにあると思うのだけど傍から見てると健康なオッサンなワケですがしんどいのです。
最近じゃあもう優先も遠慮はしません。いずれ“やさしば”にも鋼の意思を持って座る日がくるのかな??
というか二人分潰すってことは立つ人が増えるのだけど、それって優しいのか??

あと不満なのが、クロスシート⇔ロングシートの仕様。
最近じゃあ、他の鉄道会社も導入しているようですが、
一部の列車はロングシートとクロスシートの切り替えができる車両があります。
↓ 上の画像がクロスシートで、下がロングシートですね。


このクロスシートを批判すると、鉄道大好きな人から物凄い反撃を食らうのですが、
クロスシートの為についている肘置きのせいで、その分スペースが使われてしまって座る場所が窮屈なんですよね…
ロングシートの時のこの肘置きは本当に邪魔ですわ…

あと個人的に許せないのが

椅子の台の部分なんだろうけど、これが邪魔して足が折りたためないってのが本当に面倒。
私のような足が短い人種ですら座ったときの足の置き場に困るのに、一般の人なんかは
足が窮屈になって仕方がないんじゃないかな???

さらに満員電車の時をどこまで想定しているかわかりませんが、
人が多いときにクロスシート仕様だと、本当に不便。
とくに乗り慣れてない人は出入り口確保に必死になる傾向があるので、
同じ車両内でも人口密度に差が出てきたりします。
ロングシートだとみんな比較的、車両の奥に行くので均一になる傾向が高いと思います。

唯一、褒められる点はドアに開閉ボタンが付いたこと。

急行・特急列車の通過待ちの時って、たいてい普通電車なんかはドア全開にして
列車を待っているのですが、寒い日なんかは本当に凍えそうになります。
夏場にしと冬場にしろせっかく冷やしたり、温めたりしているのに全部台無しになるシステム
そういうのがやっと改善されたなぁなんて思っています。

正直、乗る電車って自分では選ぶことができないワケなんですが
近鉄もユーザーの意見、特に通勤で使う人の意見をどこまで聞いているのかな?なんて思いました。

24年ぶり 近鉄の新型一般車両 奈良駅で出発式|NHK 奈良県のニュース

近畿日本鉄道に、一般車両としては24年ぶりとなる新型車両が導入され、7日、出発式が行われました。
7日は、運行開始を記念して近鉄奈良駅で出発式が行われ、多くの鉄道ファンがホームに入ってきた新車両を写真に収めたり、さっそく乗り込んだりしていました。
一般車両としては24年ぶりの新型車両となる「8A系」は、赤をベースに白いラインをあしらい、正面から見ると八角形となっています。
また、ドア付近にはベビーカーやスーツケースを置けるスペースを設けるなど、乗客が利用しやすいデザインにしたということです。
出発式では、須合良介 近鉄奈良駅長の合図で列車が出発しました。
近畿日本鉄道技術管理部の喜多陽平 課長は、「無事出発を迎えることができ、ほっとしている。安全で使いやすい車両を目指して開発したので、ぜひ利用してほしい」と話していました。
「8A系」は、7日から▼奈良線▼京都線▼橿原線▼天理線で運行を始め、来年度(令和7年度)には▼大阪線▼名古屋線▼南大阪線にも導入される予定です。

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