問題な日本語?

2005年07月14日 07時10分58秒 | 意見・物申す
最近はすっかり慣れてしまったのだけど、ちょっと前まで
「全然良い」 全然=肯定表現
って言葉に違和感がありました。
全然の後って「全然~ない」の様な否定表現ではないのか?
問題な日本語―どこがおかしい?何がおかしい?




によると夏目漱石や芥川龍之介もこういった表現を使っていたらしい。
二人の文豪が使っているなら仕方がないわな。

さて下の関連記事のように、日本語に関するニュアンスが変わってきているようです。
“やばい”とか“微妙”とか。
朝のニュース番組で、女子高生が「やばい(すごい)旨い」とかいう表現を使ってました。これはさすがに変な使い方だなって思ってたのですが、私自身“やばい”って言葉を肯定的に使っていますね。スターウォーズの時なんか“やばい”の連発でしたし。一応goo辞書で調べてみたら何と対応済みでした。これからは広辞苑よりgoo辞書だな
【やばい】
〔「やば」の形容詞化。もと,盗人・香具師(やし)などの隠語〕
(1)身に危険が迫るさま。あぶない。「―・いぞ,逃げろ」
(2)不都合が予想される。「この成績では―・いな」
(3)若者言葉で,すごい。自身の心情が,ひどく揺さぶられている様子についていう。「格好良い」を意味する肯定的な文脈から,「困った」を意味する否定的文脈まで,広く用いられる。「この曲,―・い(=格好良い)よ」

あと関係ないけど“確信犯”これも有名です。
俗にトラブルなるとわかっていて,何事かを行うこと。って意味が間違いで、道徳的・宗教的・政治的な信念に基づき、自らの行為を正しいと信じてなされる犯罪。思想犯・政治犯・国事犯など。が本来の使い方なんですよね。

言葉ってほんと生き物みたいに変わっていくんですね。
100年後、今自分達の使っている言葉が近代語とかいって、教育課程の1つになったりして・・・

関連記事//////////////////////
迷ったら「びみょう」96% 文化庁の日本語世論調査 (共同通信) - goo ニュース
いいか悪いか判断がつかなかった時に「びみょう(微妙)」という言葉を使う人が58%に上り、10代では96%を超えることが12日、文化庁の日本語に関する世論調査で分かった。素晴らしいやすごい、おいしいなどの意味で「やばい」を使う10代も71%に達した。
文化庁は「びみょうは価値判断を避ける若者言葉だが、何とも言い表しようがないという本来の意味と近いため4、50代でも高い数字となったのではないか。定着するかは現時点では判断できない」と分析している。
調査は1月から2月にかけ全国16歳以上の男女3000人を対象に実施、73%から回答を得た。
「びみょう」「やばい」のほか、面倒くさいことや不快感を表す「うざい」は17%だったが、10代は70%と高かった。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ちがーう!! | トップ | やっぱ牛乳でしょう。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

意見・物申す」カテゴリの最新記事