佐賀と熊本に出張してきました。(10月2-3日)佐賀では佐賀城跡地を訪問しました。鯱の門と続櫓が残っています。佐賀城は佐賀市の中心に位置し、城郭の構造は輪郭梯郭複合式平城です。幅50m以上もある堀は、石垣ではなく土塁で築かれています。平坦な土地にあるため、城内が見えないように土塁にはマツやクスノキが植えられています。城が樹木の中に沈み込んで見えることや、かつては幾重にも外堀を巡らし、攻撃にあった際は主要部以外は水没させ敵の侵攻を防衛する仕組みになっていたことから、「沈み城」とも呼ばれてきました。江戸時代には、城下と城内に掘割が縦横に張り巡らされ、生活用水に使用されていた。また、城下には豊前小倉から長崎まで続く長崎街道が通り、宿場町としても栄えました。
熊本では昨年熊本城を訪れましたが、今年は水前寺公園を見てきました。水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)は通称は水前寺公園。豊富な阿蘇伏流水が湧出して作った池を中心にした桃山式回遊庭園で、築山や浮石、芝生、松などの植木で東海道五十三次の景勝を模したといわれています。
水前寺から流れ出す清流をたどって行ったら曼珠沙華に止まっているアゲハ蝶を見つけました。この清流は加勢川(かせがわ)です。水前寺成趣園の湧水より南へ流れ出て、東から合流する加勢川支流と合流する辺りで西に流れを変えます。主に熊本市南区を流域としており江津湖も通っています。
行った日に江津湖の芝を「くまもん」模様造成にしたというニュースが流れていました。
水前寺公園の中にある神社は出水神社といいます。
昨年は熊本城に敷地に入りましたが、今年はその近くにある清正像に会ってきました。
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