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ギュル大統領が議会の“宣誓拒否”解決のために動きだした

2011年07月03日 | 国内
7月2日 初国会早々、最大野党人民共和党(CHP)の議員たちが宣誓を拒否するわ、クルド系政党BDPが支持する無所属議員たちがボイコットするわ、エルドアン首相も憤懣やるかたないようすです。(6月29日欄参照)
ギュル大統領も“宣誓危機”の解決のために動きだしました。

 ギュル大統領 Sabah

ギュル大統領は、宣誓問題解決のため、今日、CHPのケマル・クルチュダルオール党首を官邸に招いて会談しました。明日はBDP支持の無所属議員シェラフェッティン・エルチ氏とアフメット・テュルク氏を招いています。
大統領はクルチュダルオール党首と無所属の2人の議員に、宣誓拒否に対する不満を伝えたと思われます。
大統領はこの危機を乗り切るために、政党間の和解を確立し、宣誓問題を解決する方法について意見を交換するでしょう。

 エルドアン首相 Sabah

エルドアン首相もCHPとBDP系の議員たちに、宣誓ボイコットに関する重要なメッセージを送るということです。

CHPとBDP系の議員たちは、いまも同僚議員たち拘留されていることに抗議して、議会をボイコットしています。


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