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ダウトオール外相、ベンガジのリビヤ反体制派を訪問

2011年07月04日 | 国際
7月4日 エジプト訪問中だったダウトオール外相は、日曜、リビヤの反体制グループと会うため、ベンガジを公式訪問しました。
これはトルコ政府がカダフィーを切ったというサインですね。
外相の訪問の前に、トルコ政府はカダフィーの資産を凍結し、在トリポリ・トルコ大使を召還しました。

ベンガジに到着、反体制軍の将校と握手を交わすダウトオール外相 Hurriyet

トルコ政府は3月、NATOがリビヤ攻撃を始めても、在トリポリ・トルコ大使館を閉鎖しませんでしたが、6月、治安上の理由で閉鎖しました。
一方で、トルコ政府は反体制派ともずっとコンタクトを保ってきました。

ベンガジを訪れたダウトオール外相は反体制派の本部で、「国家移行委員会」のリーダー、アブドゥルジャイル氏と会談しました。

リビヤを財政支援するための組織「リビヤ・コンタクト・グループ」のメンバーであるトルコは、6月中旬、イスタンブールで4回目の会合を開きました。
トルコ政府はリビヤ反体制派のために1億ドルを用意しています。



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「政府は宣誓危機を解決する責任がある」BDP系議員テュルク氏

2011年07月04日 | 国内
7月3日 アブデュラ・ギュル大統領は“宣誓危機”について討論するため、金曜、クルド系政党BDPが支持する2人の無所属議員アフメット・テュルク氏とセラフェッティン・エルチ氏と会談しました。

最大野党共和人民党(CHP)とクルド系政党・平和民主党(BDP)が支持する無所属議員たちが、議会で宣誓を拒否したのです。

 テュルク議員 Cumhuriyet 

アフメット・テュルク議員は南東部のマルディン県選出。大統領官邸で会談後、テュルク議員は「政府は、われわれとともに未来を築きたいのなら、現在の否定的な姿勢を改める責任がある」と語りました。
「政府は必要な法律上の改正を行なう権力を持っているのだから、現在の問題を解決するための努力をするべきだ」

「われわれは問題を解決するために、ここへ来たのだ。一方的な努力だけではじゅうぶんではない。われわれは互いに理解し、支えあうことが必要だ」とも、テュルク議員は言っています。

政府側も野党側も「問題解決のための努力を」と言っているのですが、双方が言う「努力」の内容が違うということですね。
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