4月15日 欧州議会は4月14日、EU加盟候補国トルコに厳しい警告を送り、トルコ政府は民主主義と法のルールに関して後退していると非難しました。
Hurriyet
「民主主義と法のルールの尊重の観点から、トルコ政府がEU加盟に必要な基準に違反していることを、欧州議会は“深く懸念している”」と、欧州議会が決議文で言いました。
ヨーロッパに押し寄せる移民や難民の大波を止めるためのトルコの助力の見返りに、トルコのEU加盟交渉を復活させることは、ヨーロッパの首脳とトルコとの重要な契約でした。しかし、欧州議会は、賛成375票、反対177票で、トルコはEU加盟に必要な基準に達していないと決議しました。移民危機に助力するのと交換で、EU加盟交渉を促進するというトルコとの約束を、EUは裏切ったことになります。
欧州議会議員たちのこの決議は、ジャーナリストの拘束など報道の自由問題のほか、最近のエルドアン大統領の国内での強権発動が影響していると思われます。「EUは不確かな成果のために、真義を売り渡すべきではない」と、オランダのリベラル派のマリエッテ・シャーケ議員は言いました。
欧州議会の票決は、エルドアン大統領が「ヨーロッパはトルコに民主主義の講釈をするのか」と、暴言を吐いた数日後のことでした。
ヨーロッパに押し寄せる移民や難民の大波を止めるためのトルコの助力の見返りに、トルコのEU加盟交渉を復活させることは、ヨーロッパの首脳とトルコとの重要な契約でした。しかし、欧州議会は、賛成375票、反対177票で、トルコはEU加盟に必要な基準に達していないと決議しました。移民危機に助力するのと交換で、EU加盟交渉を促進するというトルコとの約束を、EUは裏切ったことになります。
欧州議会議員たちのこの決議は、ジャーナリストの拘束など報道の自由問題のほか、最近のエルドアン大統領の国内での強権発動が影響していると思われます。「EUは不確かな成果のために、真義を売り渡すべきではない」と、オランダのリベラル派のマリエッテ・シャーケ議員は言いました。
欧州議会の票決は、エルドアン大統領が「ヨーロッパはトルコに民主主義の講釈をするのか」と、暴言を吐いた数日後のことでした。
トルコ南部で「アルヌスラ」容疑者11人拘束
南部アダナ県の対テロ警察が、アダナ市内で同時手入れを行い、13人を捕らえ、アルヌスラの戦闘員と思われる11人を拘束しました。
Hurriyet
容疑者たちはシリアや、トルコの他の町のアルヌスラ戦闘員たちと連絡をとっているようです。アダナ警察の発表によると、戦闘員容疑者たちは、シリア前線に送る戦闘員を募集していました。報道によると、容疑者たちは、テログループのための募金活動を行い、また、組織の活動に関して教育、話し合い、集会などを行っていました。
容疑者たちは医療検査の後、裁判所に送られました。主としてシリアで活動している「ジャブハト・アルヌスラ」は、2014年以来、トルコはテロ組織と認定しています。最近、トルコは、アルヌスラとイスラム国につながる戦闘員に対する作戦に力を入れ始めています。彼らはトルコ全国の多くの都市にアジトをつくっています。
容疑者たちは医療検査の後、裁判所に送られました。主としてシリアで活動している「ジャブハト・アルヌスラ」は、2014年以来、トルコはテロ組織と認定しています。最近、トルコは、アルヌスラとイスラム国につながる戦闘員に対する作戦に力を入れ始めています。彼らはトルコ全国の多くの都市にアジトをつくっています。
PKKの重要人物がスエーデンで捕まった
國際指名手配されていたクルド労働者党(PKK)の幹部がストックホルムの警察に捕まりました。
Hurriyet
氏名は発表されていない容疑者は、4月13日、ストックホルムからトルコへ飛ぼうとして、アーランダ空港のパスポート・チェックで拘束されました。トルコ市民である容疑者は、2014年以来、ドイツ共和国検察によって国際手配の対象になっていました。組織の幹部の1人である容疑者は、2012年から2014年、ドイツに住んでいました。
アーランダ空港警察のアンダース・ニルソン報道官が、容疑者の拘束を確認しました。1980年生まれの容疑者は、午前8時半、拘束され、尋問を受けたと、ニルソン報道官は言っています。
トルコ内務省が情報提供に100万リラを提供するとしていた、もう1人のPKKの重要人物ジェミル・アテシュは、4月12日13日の手入れ中に、ムシュ県のハスキョイ地区で死亡しました。アテシュが持っていた武器M-16と充電器5個、北イラクのPKKの本部と話すのに使っていた長距離ウォーキートーキーも、この作戦で押収されました。
イスタンブルのエセンユルト地区、ガジオスマンパシャ地区、エセンレール地区でも、対PKKの作戦が行われました。特別作戦警察に支援されたイスタンブル警察は、この3地区の住所に手入れを行い、6人の容疑者を拘束しました。容疑者たちはイスタンブル・ファティフ地区警察本部に連行されました。
アーランダ空港警察のアンダース・ニルソン報道官が、容疑者の拘束を確認しました。1980年生まれの容疑者は、午前8時半、拘束され、尋問を受けたと、ニルソン報道官は言っています。
トルコ内務省が情報提供に100万リラを提供するとしていた、もう1人のPKKの重要人物ジェミル・アテシュは、4月12日13日の手入れ中に、ムシュ県のハスキョイ地区で死亡しました。アテシュが持っていた武器M-16と充電器5個、北イラクのPKKの本部と話すのに使っていた長距離ウォーキートーキーも、この作戦で押収されました。
イスタンブルのエセンユルト地区、ガジオスマンパシャ地区、エセンレール地区でも、対PKKの作戦が行われました。特別作戦警察に支援されたイスタンブル警察は、この3地区の住所に手入れを行い、6人の容疑者を拘束しました。容疑者たちはイスタンブル・ファティフ地区警察本部に連行されました。
「ときどきダイアリー」ヘ