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メルケル首相とEU要人が移民危機討議のためガジアンテプ到着

2016年04月26日 | 国際
4月25日 4月23日、ドイツのアンゲラ・メルケル首相とEUの要人たちが、移民危機とEU=トルコ間の契約を討議するため、1日旅行でトルコの国境の町ガジアンテプを訪れました。

 Hurriyet
メルケル首相を迎えるダウトオール首相。23日、ガジアンテプ空港で。


トルコのダウトオール首相はガジアンテプ空港で、ヤルチン・アクドーアン副首相、エフカン・アラ内相、ガジアンテプ県のアリ・イエルリカヤ知事、ガジアンテプ市のファトマ・シャヒン市長その他の要人らとともに、メルケル首相を迎えました。伝統衣装を着たシリアの子供たちも、空港で一行を出迎えました。

メルケル首相と、欧州理事会のドナルド・タスク会長、欧州委員会のフランス・ティメルマン副会長らは、その後、約5000人のシリア難民が暮らすニジプ地区のテント・シティに住むシリア難民たちを訪れました。

あるトルコの上級官僚はロイターに、訪問の主要な焦点は、約束されている30億ユーロをどう使うかを含め、EUとの関係と、移民契約の実施に絞られるだろうと語っています。

ガジアンテプ県内では、治安対策が強化され、私服の警官たちが県内をパトロールしていました。


キリスで2度目のロケット弾爆発。1人死亡、10人負傷

4月24日、シリアと国境を接するキリス県で2度目の爆発が起こり、1人が死亡、10人が負傷したと、ヤルチン・アクドーアン副首相が発表しました。

 Hurriyet

シリアから発射された2発のカチューシャ弾が、キリス県の知事室から100メートルのモスクに命中しました。爆発の噴煙が上がり、パニックを起こして逃げ惑う人々が、ライブで放映されました。アクドーアン副首相はこの爆発のとき、キリスの知事室にいました。

アクドーアン副首相は、トルコ軍は越境砲撃で応酬したと記者団に語りました。副首相はまた、1月18日以来、キリス県では45発のロケット弾で、16人が死亡しているとも言いました。


中央アナトリアでIS容疑者6人拘束

中央アナトリア・コンヤ県で、ISのメンバーと思われる6人が、23日朝の手入れで拘束されました。

 Hurriyet

警察はいくつかの住居を手入れして、シリア出身のISメンバー6人を拘束しました。コンヤの知事オフィスは、ISメンバーたちは、コンヤを訪れる政治家をターゲットにしたテロ攻撃を考えていたと言っています。ダウトオール首相は4月22日、同市の“聖誕週間”のイベントに行くつもりだったそうです。


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