トルコのトピックス

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イスラエルの野火消火にトルコが協力。イスラエル大統領が感謝した

2016年11月28日 | 国際
11月28日 24日、イスラエルで野火が強風にあおられて森や繁みにひろがり、2010年の最悪の野火以来の大火事になりました。トルコはイスラエルに消火用飛行機を送る援助を申し出て、イスラエルはそれを受け入れました。

 Hurriyet

これはトルコとイスラエルの最近の仲直り後、初のトルコの援助になり、イスラエルの大統領はエルドアン大統領に感謝を伝えました。

2010年5月、トルコがガザへ人道支援の物資を載せた船を送りましたが、イスラエルの海兵隊がこの船を襲撃し、船に乗っていた人道支援活動家10人を殺害し、この事件以来、両国の関係は冷え切っていました。しかし、その後、イスラエルは人道支援の船を襲撃したことを謝罪し、被害者の遺族と負傷者のために、2000万ドルを支払いました。

・・・今度の消火支援で、イスラエルとの仲直りはホンモノになるでしょう。


野菜生産者たちが野菜の輸出増加を要求して、野菜の“葬式”デモ

11月28日、アンタリヤ県の野菜とフルーツの生産者たちが、トマト輸出の障害を除くよう要求するプロテストを行い、トマトの“葬式”を挙げました。

 Hurriyet

野菜生産者グループは、アンタリヤ市の卸売市場の広場に集まり、横断幕を掲げ、スローガンを叫びました。野菜の“葬式”では、トマトが詰まった棺の傍らで、前アクス区長イサ・ユルドゥルムさんがイマーム(説教師)の衣装を着て、祈りのことばを唱えました。野菜生産者たちは野菜の輸出不振を解決しようとしない政治家たちを批判しました。

「生鮮野菜・フルーツ卸売業者協会」など多くの生産者協会のプロテスターたちが、このデモに参加しました。アンタリヤの農業会議所のナジフ・アルプ会頭は、もはや耐えがたい状況だと言いました。

「ロシアとのジェット機危機以来、この状況に陥ったままです」と、アルプ会頭は言っています。「要するに、農業経費は高いが、野菜の値は安いということです。これでは、われわれ農業者はやっていけない。われわれが国と政治家に要求するのは、いますぐロシアの市場をオープンさせて欲しいということです」

・・・ロシアとは仲なおりして、ツーリストも来るようになったのに・・・野菜市場はまだ以前のようにオープンしていないんですね。トルコがもうちょっと近かったら、リュックを背負って、安くておいしいトマトを買いに行きたいですね。


クーデターでイスタンブルの空港を占拠しようとした軍人らが法廷へ

7月15日の未遂クーデターで、イスタンブルのサビナ・ギョクチェン空港を占拠しようとしたとして告発された62人の軍人に、終身刑3回を含む起訴状が裁判所に送られました。

 Hurriyet

起訴状には62人の容疑者が含まれ、そのうちの28人は高位の軍人です。彼らは憲法による秩序と、トルコの国会と政府を排除しようとした容疑および“武装組織のメンバーであった”容疑で告訴されています。検事は28人以外の容疑者には、15年の刑を要求しています。

未遂クーデターの夜11時頃、戦車1台と兵士たちが、サビナ・ギョクチェン空港を占拠するために空港に来ましたが、空港占拠は阻まれました。事件後、調査が始まり、現在、28人の軍人が逮捕されています。


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