トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

シュメラ修道院が一般公開される

2019年05月10日 | 観光
5月13日 トルコ黒海岸トラブゾン県にあるシュメラ修道院が修復を終え、5月25日、一般に公開されます。

 Hurriyet

修道院の一部は5月18日に公開予定ですが、天候によって延期されると、トラブゾン県文化観光局のアリ・アイワスオール局長が、5月10日、記者団に語りました。トラブゾンのマチカ地区にある修道院は、歴史的・文化的にも、多くのツーリストをひきつける観光地としても、重要な建造物です。

シュメラ修道院は2000年、ユネスコ世界遺産の暫定リストに入りました。聖マリア修道院としても知られるシュメラ修道院の修復と環境整備は、2016年2月に始まったと、アイワスオール局長は言いました。

アルトゥンデレ国立公園の1200メートルの断崖に建てられたシュメラ修道院は、2010年8月15日、文化観光省の認可によって、88年ぶりにミサが行われました。ユネスコのウエブサイトでは、シュメラはアルトゥンデレ渓谷の急な断崖上に建てられた修道院の建物群で、AD385年に建設が始まったとあります。

・・・私が行ったときは、こんなに修復されていず、工事現場みたいな状況で、黄色いヘルメをかぶらされて見学しました。


「シリアはイドリブ攻撃を止めるべきだ」アカル国防相

シリアの体制側は南イドリブへの攻撃を止め、アスタナ協定で決められた国境まで軍を引くべきだと、トルコのフルシ・アカル国防相が言いました。

 Hurriyet
閲兵するフルシ・アカル国防相(中央)


「われわれは、次はロシアが、暴力と攻撃を阻止するための、有効で決定的な対策を取ることを期待している」と、国防相はハタイ県南部での会合で言いました。「南イドリブに支配エリアを拡大しようとするアサド体制の試みは、アスタナ協定に違反する」

攻撃によって市民に死傷者が出て、住民たちは家から追い立てられていると国防相は言いました。「日ごとに人道上の問題が増大し、大惨事も起こりかねない」

トルコ軍もパトロールしていますが、攻撃は、この地域のトルコの監視所も危険に曝しています。シリアは2011年に始まった壊滅的な紛争から脱しはじめています。トルコとロシアは、昨9月、シリアのイドリブ県北部を、侵略行為を禁じた安全地帯にすることで合意しています。


最高裁判官が司法を不公平と考えないよう勧告した

トルコの司法と裁判官を政府の味方や敵と考えるべきではないと、トルコ国家評議会のゼリン・ギュンギョル議長が、5月10日、言いました。


 Hurriyet

「法に従って、科学的観点から、裁定を批判することは、もちろん可能です。しかし、裁定を批判するとき、裁判官や司法関係者を行政の支持者と見るべきではありません」と、ギョンギュル議長は、アンカラで行われた第15回年次国家評議会のスピーチで言いました。「また、司法を国家の行動を妨げる力とも考えるべきではありません」

「どちらかの側の利益より、偏らない、科学的基準で、裁定を検討することが、法の発展に貢献すると、私たちは考えます」と、彼女は付言しました。「トルコの司法が信頼されなければ、わが国の経済や政治的安定にも悪影響を及ぼすでしょう」

司法に携わる者はすべからくこれを認識することが期待されると、彼女はつづけました。[司法に携わる者はその職務を完全に果たすべく全力を尽くすことが重要です」


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イスタンブルの選挙やりなおしで、パッケージ・ツアーのキャンセル続出

2019年05月10日 | 観光
5月11日 イスタンブルの住民たちは、6月23日の市長再選挙に投票するために、休暇の旅行をキャンセルしていると、5月9日、トルコ旅行社協会が言いました。

 Hurriyet

最高選挙協議会(YSK)がイスタンブルのやりなおし選挙を6月23日に決めたため、パッケージツアーに申し込んでいた人々のほぼ90%が、キャンセルか、日にち変更を申し出たと、トルコ旅行社協会のフィルス・バールカヤ会長がアナドル通信に語りました。

バールカヤ会長はパッケージツアーを早く買った人に、旅行キャンセル保険を勧めています。「保険に入っていれば、3日前に旅行をキャセルした場合、全額返金されます」

3月31日、何百万の全国の有権者が、市長や市会議員その他を選ぶために、地方選挙に投票しました。最高選挙協議会は公正発展党(AKP)のイスタンブルの選挙結果に対する反対を受け入れ、5月6日、6月23日にイスタンブルのやりなおし選挙を行なうと発表しました。


トルコがロシアにシリア・イドリブの空爆中止を要請

外交ソースによると、トルコは、5月9日、ロシアに、シリア・イドリブの空爆を止めるよう要請しました。

 Hurriyet

メヴリュト・チャウシュオール外相はロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相に、爆撃を止めるよう要請しました。この2週間で、空爆によって100人以上の市民が死んでいると、ソースはアナドル通信に語りました。要請後、ラヴロフ外相は、空爆は5月10日の朝、終わったと言ったと、ソースは付言しています。

シリア人権ネットワークによると、4月26日以後、シリア体制側とその同盟軍の爆撃によって、イドリブで少なくとも108人の市民が殺害されたとということです。

昨9月、トルコとロシアは、イドリブを、侵略的行為を禁じた安全地帯にすることで合意しています。


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