クリミヤ・タタール人とチェルケス人の悲劇を記念する集会が行われた

５月２０日　５月１８日、７５年昔、ソ連が行なったクリミア・タタール人の追放と民族浄化を記念する集会が行われました。

　Hurriyet

イスタンブルで行われたクリミア・タタール人の悲劇を記念する集会

「１９４４年５月１７日の夜、約２５万人のクリミア・タタール人が、祖国から追われた。何千何万のクリミア・タタール人が追放され、非人道的な状況下でなくなった。彼らは追放先の過酷な状況の中で、故郷を想いながら死んでいった」と外務省のハミ・アクソイ報道官が声明文で言いました。

報道官はまた、１８６４年５月２１日のチェルケス人追放の悲劇にも言及し、「この悲劇の痛みは今日も残っている」と言いました。「われわれは同族であるクリミア・タタール人と、コーカサスの兄弟であるチェルケス人の痛みを共有し、追放中に命を落とした方々に敬意を捧げる」

１９４４年５月１８日、何千何万のクリミア・タタール人が、スターリンのソヴィエト体制によって、中央アジアに追放されました。ソヴィエトは彼らをナチに協力したとして告発したのです。クリミア・タタール人はソヴィエト領のさまざまな土地、主としてシベリアとウズベキスタンに追放されました。

追放された人々の半数は、何か月も悲惨な生活に耐え、飢えと病でなくなったと考えられます。１９８７年、ソヴィエト政府はようやく２３００人のクリミア・タタール人が祖国に帰ることを許しました。１９８８年には残りの１万９３００人が帰郷しました。追放されたチェルケス人の多くはオスマン帝国に吸収され、今日のヨルダンに定住しました。

・・・トルコ人の中には、祖先はコーカサスから来たチェルケス人という人が多くいます。

トルコは世界第２の養蜂国

５月２０日は「世界蜂蜜の日」、トルコは中国に次いで、世界第２の養蜂国です。

HUrriyet

「トルコは数少ない養蜂自給国のひとつです」と、アンカラの養蜂業者協会（ＡＢＡ）のセルジュク・ソルマズ会長が、アナドル通信に語りました。２００３年に設立されたＡＢＡは、養蜂業者を育成し、この仕事の問題点を話し合い、さまざまな蜂蜜製品を効率的に生産する方法を見つけることを目標にしています。

トルコはまた、ハニー・プラント（蜂蜜をつくる花蜜を出す植物）の種類が豊富で、高品質の蜂蜜を生産している数少ない国のひとつだと、ソルマズ会長は言いました。「トルコの蜂蜜は世界の料理に使われるようになってきました」

トルコではクリ、タイム、柑橘類、マツ、ラベンダー、アカシア、高山植物、野草など、バラエティ豊かな蜂蜜がつくられています。「最近、トルコの養蜂業者はロイヤルゼリー、花粉、プロポリス、蜂毒などの生産も始めましたと、会長は付言しました。

２００３年、アンカラでは約５万個だった蜂の巣が、いまは１１万８０００個あると、ソルマズ会長は言いました。「これは養蜂業が日々、成長していることを示したいます」

トルコ統計局によると、２０１８年、わが国は１０万７９２０トンの蜂蜜を生産し、５９１２トンを輸出しました。

　　　「ときどきダイアリー」ヘ