6月11日 「4月以来、北西シリアの衝突が激化してきたため、何千何万のシリア人が、トルコ国境近くのキャンプに避難せざるを得なくなっている」と、6月11日、国連が言いました。
Hurriyet
「北西シリアは、4月下旬以来、紛争が劇的にエスカレートして、北部ハマ、南部イドリブ、西部アレッポーの各県に被害が出ている」と、「国連世界食糧計画」(WFP)が声明で言いました。「30万の人々が非難を強いられる状況にある。ほとんどがトルコ国境に近い北イドリブ県のIDP(国内難民)のキャンプに向かっている」と声明は言っています。「イドリブ南部などの地域では、激化する衝突がWFPの活動を妨げ、5月以来、北部ハマ県のマディク城地域にいる7000人に物資を届けられなくなっている」
「懸念されることだが、農業も深刻な被害を受け、衛星ベースの査定では、この数週間で少なくとも18000エーカーの農地が焼かれたようだ」と声明は言っています。
イドリブの安全地帯の状況
イドリブは2015年5月以来、反体制側の支配下にありますが、いまは国内難民が逃げ込んで、人口は400万に達しています。イドリブはバシャル・アルアサド体制側に集中的にターゲットにされてきました。
トルコとロシアは昨9月、イドリブを安全地帯に変え、攻撃行為を禁じることで合意しました。しかし、アサド体制派軍は休戦条約を破り、しばしば安全地帯内を攻撃しています。
体制側、イランが支援する外国テロリスト集団、ロシアによる攻撃によって、5月だけで、59人の子供を含む少なくとも231人の市民が死亡し、659人が負傷していると、民間防衛情報源は報告しています。
「懸念されることだが、農業も深刻な被害を受け、衛星ベースの査定では、この数週間で少なくとも18000エーカーの農地が焼かれたようだ」と声明は言っています。
イドリブの安全地帯の状況
イドリブは2015年5月以来、反体制側の支配下にありますが、いまは国内難民が逃げ込んで、人口は400万に達しています。イドリブはバシャル・アルアサド体制側に集中的にターゲットにされてきました。
トルコとロシアは昨9月、イドリブを安全地帯に変え、攻撃行為を禁じることで合意しました。しかし、アサド体制派軍は休戦条約を破り、しばしば安全地帯内を攻撃しています。
体制側、イランが支援する外国テロリスト集団、ロシアによる攻撃によって、5月だけで、59人の子供を含む少なくとも231人の市民が死亡し、659人が負傷していると、民間防衛情報源は報告しています。
「トルコとアゼルバイジャンはつねに共にある」トルコ国防相
トルコのフルシ・アカル国防相が、6月11日、アゼルバイジャンとの団結を声明しました。
Hurriyet
アゼルバイジャンを訪れたトルコのフルシ・アカル国防相(左から2人目)
「トルコと、兄弟国アゼルバイジャンは、ともに脅威や危険に対抗し、悲しみと誇りをともにすると、アカル国防相は、ナヒチェヴァン自治共和国(アゼルバイジャンの飛び地)のヴァシフ・タリヴォフ最高会議議長と、アゼルバイジャンのザキル・ハサノフ国防相との会談で言いました。
会談の前の6月8日、アカル国防相は、トルコとアゼルバイジャンの共同軍事訓練に出席しました。訓練は完全に成功だったと、アカル国防相は言いました。軍事訓練は両軍の関係を深め、共同作戦を可能にすることが目的でした。訓練には5000人の兵士が参加し、200台の戦車と装甲車、180基のミサイルと大砲のほか、21機の戦闘機とヘリコプターも使われました。
会談の前の6月8日、アカル国防相は、トルコとアゼルバイジャンの共同軍事訓練に出席しました。訓練は完全に成功だったと、アカル国防相は言いました。軍事訓練は両軍の関係を深め、共同作戦を可能にすることが目的でした。訓練には5000人の兵士が参加し、200台の戦車と装甲車、180基のミサイルと大砲のほか、21機の戦闘機とヘリコプターも使われました。
「ときどきダイアリー」ヘ