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パスポートなしで入国できるジョージアへ、ちょっと遊びに

2019年06月12日 | 国際
6月12日 トルコの北西部アルトゥヴィン県からジョージアのバトゥーミ県に入国する人の数が、年間900万人に達したと、サルプ国境ゲートが、6月10日、発表しました。

 Hurriyet

9日間のエイド・アルフィトル(ラマザン明けの休暇)の終りには、国境ゲート周辺に長い行列と交通渋滞が出現しました。「身分証明書だけで国境を越えられるのは大きい。両国の関係にポジティヴに影響している」と、6月10日、ジョージアのアヴタンディル・マイカトサジェ総領事が言いました。「トルコとの関係がよくなっているので、国境ゲートは今後も重要でありつづけるだろう」

2011年、トルコ=グルジア(ジョージア)国境のパスポート提示が廃止されたため、国境の町バトゥーミに出かけるトルコ人ツーリストがどっと増えました。ジョージアのアジャリア自治共和国の首都バトゥーミのカジノやナイトクラブなどの娯楽施設が、黒海岸の諸県アルトゥヴィン、リゼ、トラブゾン、ギレスン、オルドゥ、サムスンのトルコ人を惹きつけているようです。


トルコ外務省が欧州のモスク攻撃への懸念を表明

6月12日、トルコ外務省は、ヨーロッパ諸国でモスクへの攻撃が増えていることへの懸念を表明しました。モスクはムスリム社会の属するものです。

 Hurriyet

「イスラモフォビア(イスラム嫌悪症)とクセノフォビア(外国人嫌悪症)が、かつてないほどのレベルに達している。これはただちに解決すべき問題だ」と、外務省は声明で言いました。声明文は、市民の礼拝の自由を守ることは政府の責任だと力説しています。

「憎悪と不寛容は、世界を脅かすウイルスである。このウイルスを完全に駆除するために、国際社会はともに努めなければならない」と声明文は結んでいます。


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