トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

コロナの元患者が免疫血漿を提供

2020年04月25日 | 国内
4月25日 トルコ赤新月社のケレム・クヌク博士によると、コロナウイルスから快復した患者が、他の人の治療に助力するために、免疫血漿を寄進する動きが始まっています。

 Hurriyet

クヌク博士は4月24日、保健省と大学病院は800以上の免疫血漿の成分を入手できると言いました。「われわれのチームは3000人の快復した市民と連絡をとり、1150人が免疫血漿提供に適格であることがわかり、500人が免疫血漿を提供しました」と博士は言いました。「現在、3500人の専門家が集まっています」

免疫血漿は現在、ウイルスに対する最強の武器と考えられると、博士は言いました。「3000人の市民の中で、血漿の提供を拒否した人はごくわずかです」

ドナーはアポをとり、そのメッセージを治安当局に示し、赤新月社に行って血液を提供するよう、クヌク博士は言っています。


トルコは人工呼吸器の大量生産を始める


トルコはまもなく、コロナウイルスとの戦いに必要な国産人工呼吸器の大量生産を始めると、政府通信局のファフレッティン・アルトゥン局長が言いました。

Hurriyet

「必要な医療用品をすべて生産する政府の活動は結実しつつあります。われわれはまもなく、わが国で開発された人工呼吸器“サフラ”の大量生産を始めます」と、アルトゥン局長はツイッターで言いました。「トルコは医療用品のための外国の助力を必要としなくなる決意です」

「サフラ」(砂漠)と名づけられた人工呼吸器は、先週、フルシ・アカル国防相が発表しました。「政府はすでに、テスト・キット、マスク、手袋などの医療用品を54か国に送りました。トルコはこの困難な時に、人道的義務として、多くの国々を支援しています」と、アルトゥン局長は言いました。

彼はまた「世界中のムスリムが、安全で、健やかで、幸せなラマザンを祝うよう」付言しました。


トルコはコロナとの戦いのために、パレスチナに支援を送った

コロナ・パンデニックの中、4月24日、「トルコ協力調整局」(TIKA)がパレスチナに医療支援を送りました。

 Hurriyet

TIKAはラマザンに保健省のビルで行われた式典で、パレスチナ保健当局に医療品と身のまわり品を送りました。トルコはコロナ・テストのキット、マスク、特殊な衣料、その他、保健上の基本的必需品をパレスチナに提供しました。パレスチナのマイ・アルカイレフ保健相は、式典で、トルコ政府と国民に、支援に対する感謝の言葉を述べました。

TIKAのアフメト・レフィク・チェティンカヤ・パレスチナ担当官は、両国の友情を力説し、イスラエルの占領に反対するパレスチナの闘争でも、トルコはパレスチナを支援していると言いました。公式発表によると、トルコはパレスチナの医療と財政上の支援を受け入れたということです。パレスチナでは480人が感染し、公式死者数は2人ということです。


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コロナウイルス警戒の中で、ラマザンが始まった

2020年04月25日 | 国内
4月24日 世界的なコロナ・パンデミックの中、4月23日夕べ、世界中のムスリムが聖なる断食月ラマザンに入りました。ラマザンは5月23日に終わります。

 Hurriyet

トルコのラマザンは、31県の4日間のロックダウンの中で始まりました。外出禁止令は週末まで続きます。信心深いムスリムは、毎日、夜明けから日没まで、飲食も、喫煙もしません。

トルコの宗教庁(ディヤネット)は、4月14日、ラマザン中の断食は、コロナ・パンデミックのために延期できない宗教上の義務だと言いました。宗教庁はまた、専門家の意見に言及し、断食は健康な人にとっては危険はないと言いました。

内務省は4月23日、ラマザン中のコロナウイルス対策に関する回状を出しました。回状によると、人々が集まるイベントや、イフタル(ラマザン明けにとる食事)を提供するためのテントは禁じられました。内務省は屋外でのソシアル・ディスタンスを維持するために、断食の前と後にとる食事イフタルとサフル中は、必要な警戒が行われると言いました。また、ラマザン中に行われる墓参でも、ソシアル・ディスタンスを守るよう警告しています。


エルドアン大統領tメルケル首相がCOVID-19(コロナ)について話し合った

4月24日、トルコのエルドアン大統領とドイツのアンゲラ・メルケル首相が電話で、コロナウイルスとの戦いについて話し合いました。

Hurriyet

両首脳の電話会談では、両国間の問題と、コロナ・パンデミック後にとられるべきステップが議題になりました。


トルコはラマザン前に3000人余の市民を諸外国から帰国させた

コロナ・パンデミックの中、トルコ政府の主導で、3000人以上のトルコ国民が、4月23日、世界中から帰国しました。

 Hurriyet

帰国者らは、災害緊急管理局(AFAD)による健康チェックを受けた後、隔離のために数都市の宿舎に送られました。363人のトルコ市民を乗せて、アゼルバイジャンの首都バクーを発ったトルコ航空の特別機は、黒海岸のオルドゥに着きました。また、182人のトルコ国民がスーダンを発ち、バトマン県に着きました。

アゼルバイジャンから344人の市民を連れ帰った飛行機は、ガジアンテプ県に到着しました。さらに、509人がドイツからのフライトで帰国し、アンカラとアダナに着きました。彼らの中にはトルコ市民の家族を伴ったドイツ国籍者50人もいました。ヨルダンからは166人のトルコ人が帰国し、黒海岸のサムスンに着きました。ロシアから帰国した188人は黒海地方のカスタモヌーに着きました。スペインからの150人は黒海岸のアマスヤに着きました。

ウズベキスタンからは291人、サウジアラビアからは295人、オマーンから249人、カナダから349人が帰国しました。また、トラブゾンの宿舎で14日間の隔離生活を終えた217人が、それぞれの家へ帰りました。さらにトルコは、4月24日、2588人の市民を数か国から帰国させました。


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