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トルコの医者がコロナに打ち勝って仕事に復帰した

2020年04月27日 | 国内
4月28日 コロナに感染し、治療を受けたドクターが、快復して職場に復帰しました。

 Hurryet

ヴァン・ユズンジュ・ユル大学医療センター胸部外科のウフク・チョバンオール部長は、1か月前、コロナウイルスと診断されました。治療は彼が働いている病院で行われ、彼は仕事に復帰しました。

「私の闘病はわが国の人々と医療関係者に勇気と力を与えるだろうという思いと、病気に負けるものかという信念が、私の回復のための大きな力になりました」とチョバンオール医師は言いま した。チョバンオール医師は、仲間たちや、ヴァン県のメフメト・エミン・ビルメズ知事、大学のハムドゥラ・セヴリ講師ら、快復のために努力し支援してくれたすべての人に感謝しました。


コロナによる死者数は2,900人に、感染者は112,261人になった

トルコの確認されたコロナ感染者は、この24時間で2,131人増え、95人がなくなり、死者総数は2,900人になったと、ファフレッティン・コジャ保健相が4月27日、言いました。

 Hurriyet

コジャ保健相がツイッターにシェアしたグラフィックによると、トルコの確認された感染者総数は112,261人になりました。保健相はまた、この24時間で4,651人の患者が快復したと付言しました。快復した人の総数は33,791人になりました。

コジャ保健相はまた、昨日、20,143人がテストを受け、テストを受けた人の総数は91,8885人になりました。現在、集中治療室で治療中の患者は1,736人、人工呼吸器を使っている患者は882人だと、保健相は付言しました。4月27日の結果では、新しい感染者数より快復した人の数が上まわっています。


コロナ・パンデミックの中、トルコはトルコに住む外国人も支援している

コロナ・ロックダウンの中、トルコはトルコ市民だけでなく、トルコに住む外国人やツーリストも支援しています。コロナ爆発で帰国できない外国人や、帰国を望まない外国人は大勢います。

Hurriyet

トルコ当局と救援要員は、トルコに住む外国人に必需品と医療サービスを提供しています。アイドゥン県のディディムに13年前から暮らすヒュー・マクゴワンさん(72)は、トルコは安全だと思っていると言いました。トルコ西部エーゲ海岸には5000人の英国人が住んでいます。

規制のため家から出られないが、彼はなにも不足はないと言いました。「家を出られなくても、私たちは警察を呼んで必要な手助けをたのめます。私たちの国では、警察はそんなことはしてくれません。ヨーロッパにはトルコのようなサービスの概念がありません」と彼は付言しました。

ヒューさんの妻ヘレン・マクゴワンさんは、地方行政が人々に密着していると言いました。「病院や銀行に行きたいとき、115番に電話すると、警察が来てくれて、面倒を見てくれます。155番はトルコの緊急番号のひとつなんですね」

トルコ政府は65歳以上の高齢者と持病のある人は、家を出て、公園のような屋外エリアを歩くことを規制されています。


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高齢者に課された外出禁止令は緩和されるだろう

2020年04月27日 | 国内
4月27日 政府は65歳以上の高齢者に課した外出禁止令の緩和を考慮しています。3月21日に始まった高齢者の行動に関する規制は、750万人の高齢者が対象になりました。

 Hurriyet

高齢者の外出禁止令は、コロナ爆発の拡大を防ぐための対策のひとつとして導入されました。外出禁止令を緩和する問題は、関係省庁でも、最近の公正発展党の中央委員会会議でも討議されました。外出禁止令が高齢者に与える心理的影響を緩和し、高齢者をひと休みさせるための方策を、当局は探しています。規制緩和を求める一般市民の も、当局を動かしました。

新しいプランでは、総合的な外出禁止令が出る週末、65歳以上の市民は3時間の外出が許されます。その際、高齢者はマスクを着用し、ソシアル・ディスタンスのルールを守ることが求められます。


トルコのコロナウイルスへの対処法は有効であることが立証された

トルコが採用したコロナ患者の治療法は非常に有効であることが立証されたと、ファフレッティン・コジャ保健相が言いました。

 Hurriyet
コロナから快復して、病院職員に拍手で送られて退院する高齢患者


治療の実施要綱を早く機敏に変化させられたことが、トルコの治療法を成功させたキイだと保健相は言いました。「コロナの治療に成功した主要な理由は、保健職員の英雄的な努力と働きであることは疑いの余地はない」と、保健相は、ヒュリエト紙に語り、トルコが開発し、現在い行っている治療法は、コロナ爆発と戦う諸外国にも有効な助力となっていると付言しました。

トルコの医師たちは、他国のように、熱や、のどの痛みや,咳などの症状のある人々に、解熱剤を与え、家にいるように勧告せず、疑わしい場合は、検査の結果を待たずに、ただちに入院させ、クロロキンによる治療を始めます。もうひとつ、トルコの治療法が他国と違う点は、クロロキンのほかに、アジスロマイシンという抗生物質が治療の初期の段階で使われることです。

トルコの医師たちはまた、治療の初期の段階で、ファビピラビルという薬をひろく投与しています。この薬は最初、中国で、挿管されている患者に使われました。トルコではまた、呼吸に問題のある患者には、初期の段階で、高圧酸素療法が施されます。この療法は呼吸器の不調による死者数を減らしました。

トルコの医師はまた、呼吸器の重症患者をベッドにうつぶせに寝かせています。「わが国では、パンデミックの始まったときから、このきわめて単純な方法を行っていますが、最近は外国も見習ってこの方法を採用しています」とコジャ保健相は言いました。保健職員たちの英雄的な努力と働きと、優れた治療法の採用が、ウイルスとの戦いに成果をもたらしたと、コジャ保健相は言いました。

フェネル・ギリシャ正教総主教からラマザンの祝辞

フェネル・ギリシャ正教総主教座のバルトロメウ総主教が、4月25日、イスラムの聖月ラマザンに、健康と平和と安寧を願う祝辞を贈りました。

 Hurriyet

「アッラーが皆さんの断食と祈りをお受けくださるよう祈ります」と総主教は言いました。「皆さんが愛と信仰をもって聖月ラマザンを祝うよう願います」

総主教はまた、コロナ・パンデミックに触れて言いました。「ラマザンは、キリスト教のイースターや、ユダヤ教の“過ぎ越しの祭り”と同様に、コロナとの戦いのための対策の枠内で行われています。私たちはこの病気によって、私たちがいかにもろいものか、いかに容易に私たちの矜持が失われるかを知りました」

ラマザン中、ムスリムは夜明けから日没まで断食します。断食はイスラムの5つの柱のひとつです。ラマザンは自己試練と宗教的献身、濃密な精神性の時です。天国の門が開き、アッラーの祝福と恵が溢れ、信者たちは天使に囲まれます。ラマザンはまた、日が沈むと人々が街へ出て、祭りを祝う、大きな喜びの時でもあります。


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