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トルコは今月、ファイザーのワクチン450万回分を受け取る

2021年03月18日 | 国際
3月18日 ファフレッティン・コジャ保健相が、3月18日、ファイザー=バイオンテク・コロナワクチン450万回分が、今月、トルコに到着すると言いました。

 Hurriyet

保健相は、コロナウイルス科学顧問委員会の会議後、まずテスト用のワクチン58,000回分のワクチンが届くだろうと言いました。「450万回分が、今月、到着します。その間に、ワクチンのテストは終わるでしょう。接種は順番に実施されます。来週までに、60~65歳の人のワクチン接種が始まるでしょう」

コジャ保健相は、変異ウイルスがトルコでも見つかっていることを強調し、変異種は感染しやすいと言われると語りました。保健相はウイルスを軽く見ないよう促し、対策を厳守することの重要性を強調しました。「残念ながら、この15日間、わが国の多くの県で感染が増えています」

保健相はまた、「人類は2020年の絶望を克服しました。2021年は希望と勝利の年です」と言いました。ファイザー=バイオンンテク・ワクチンはオズレム・テュレジ氏とウーウル・シャヒン氏夫妻によって開発されました。2人はドイツへ移民したトルコ人移民の子供たちです。

バイオンンテク社は、今年、いくつかの国にある6つの製造工場で、20億回分のワクチンを生産する計画です。


61年間で1000頭の動物の剥製をつくった男

北西部クルクラーレリ県に住む93歳のニヤジ・サウジュさんは、61年間、剥製をつくりつづけてきました。

 Hurriyet

地元では「鳥オジサン」と呼ばれるサウジュさんは、ほぼ1000匹の死んだ鳥と野生動物を、そのままの姿で維持するために、特別の方法で剥製にしてきました。

1928年、ルーマニアで生まれ、1935年、家族とともにトルコに移住したサウジュさんは、32歳のとき、父親の仕事の剥製づくりに興味を持ち、その後、61年間、ずっとこの仕事をつづけてきました。彼はクルクラーレリ博物館に、自分が作った動物の剥製を寄贈し、その後、自宅の一室を博物館にして剥製を展示しました。

サウジュさんはトルコで5人の中の1人、トラキア地方では唯一の剥製師だと言い、この仕事は大変な技術が要ると力説しました。「剥製アートにはその動物の特徴が反映されていなければなりません」と彼は言い、根気の要る仕事だと語りました。

「私は動物の表面を乾燥させます。注射や薬品は使いません。詰め物は綿やオガクズです。1匹の動物に詰めるのに、最低、1週間はかかります」とサウジュさんは言い、いままでに60種の動物を剥製にしたと付言しました。

サウジュさんは、毎週、クルクラーレリ博物館に通い、寄贈した剥製の手入れをしているそうです。いま彼は博物館に展示する
ハリネズミを探しています。農業で使われる多くの化学薬品が野生動物を傷つけていると、サウジュさんは言いました。「最近は剥製にする動物が見つからなくなりました。農業が動物たちを傷つけているのです。私たちはもう本の中でしか、動物を見られなくなってきました」


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