トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

大都市でコロナ感染が急増

2022年01月18日 | 国内
1月18日 トルコはオミクロン株が拡大し、3大都市では1週間でコロナ感染が急増しています。

  Hurriyet

10万人に対するコロナ感染率は、1500万の人口を有するイスタンブルでは、2021年12月25日~31日、664人でしたが、1月1日~7日には1222人に急増したと、1月17日保健省が発表しました。

アンカラでは、10万人に対するコロナ感染者数は、1週間で184人から386人に跳ね上がり、イズミルでは323人から575人に増加しました。トルコで最も人口密度の高い都市のひとつエスキシェヒルでは、10万人に対する感染者数は、1週間で65%増えて、1360人になりました。

トルコはいま、コロナ感染急増の真っただ中にいます。1月12日、1日の感染者数は77,722人に達しました。感染が拡大した昨年4月は、1日の感染者数は6万人で低迷していました。政府がコロナの拡大を抑え込むために一連の対策を導入した後、2021年の夏には、6000人以下に落ちました。

ファフレッティン・コジャ保健相は、1月16日のツイートで、執念深いウイルスに対してワクチン接種を受けるよう、改めて人々に呼びかけました。「接種を逃れる言い訳はありません」

パンデミックの中で、接種に対する否定的な宣伝を行なって人々を混乱させる集団があると、保健相はツイートで言いました。「合理的な方法でコロナ・パンデミックを抑え込むための努力が、トルコを正常な状態に戻します」


多くの携帯電話会社がトルコで生産している

シンガポール・ベースの「オミックス」が、1億ドル投資して、トルコでスマートフォンを生産している15社のひとつになりました。

Hurriyet

オミックスのCEOムザッフェル・ギョルジュ氏は、「わが社はトルコで携帯電話の生産を始める最も新しい会社になるでしょう」と言っています。オミックスは、トルコの携帯電話の生産量を年間約600万個と推定し、1年で100万個の携帯電話をつくることを目標にしています。

トルコで生産される携帯電話の大部分は、パーツで送られてきて、トルコで組み立てられます。完全に最初からトルコで生産される携帯電話はありません。これは世界中で行われている方法です。

サムスンやシャオミのような大企業は、携帯電話に「トルコで組み立て」と記しています。基本部分その他をトルコで生産し、「トルコ製」と記している会社もあります。現在、シャオミ、オッポ、テクノ・モバイル、TCL,レアルム、ヴィヴなどの電話メーカーは、年間600万個の電話をトルコで生産する計画です。

作年、トルコは輸入スマホに50%の特別消費税を科しました。国内で生産された電話は輸入電話の約半額で買えます。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする