トルコのトピックス

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昨年、イスタンブルでは5000人のタクシー運転手が罰金を科された

2022年01月22日 | 国内
1月23日 イスタンブル当局は、住民やツーリストから頻発する苦情に応じて、昨年、規則を守らなかった5000台のタクシーとミニバスの運転手に、総計280万リラ(208,000ドル)の罰金を科しました。

  Hurriyet

イスタンブル市当局は、昨年、タクシーやミニバスその他公共交通機関に関する法に基づいて、予告なしの調査を行いました。チームの調査結果によると、無許可就労、非登録運転手の雇用、乗客に見えない許可証が、罰金のトップ3でした。

「客を選んだ」「短距離の客を拒否した」「走行中、メーターをまわした」という理由で罰金を科された運転手は、予想外に少なく142人でした。

イスタンブル市民の苦情は「タクシーの数が足りないこと」「運転手が無礼で気分が悪いこと」などでしたが、運転手に関する主要な文句は「短距離だと断られること」「地元民よりツーリストを乗せたがること」でした。

市当局によると、タクシー問題を解決する唯一の方法は、タクシーの数を増やすことですが、タクシー協会はこの提案に反対しています。


トルコはウクライナとロシア間の調停に努める

ロシアとウクライナ間の緊張が高まる中、トルコは両国の調停のため、ロシアのウラジミル・プーチン大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領をトルコに招待して面談させると、エルドアン大統領が、1月20日、言いました。

 Hurriyet

「ロシアとウクライナ間に戦争の気配が漂ってきて以来、両国と関係を持っているわが国は、このような状況に異を唱えてきました」と、エルドアン大統領は語りました。

「わが国はできるだけ早く、プーチン氏とゼレンスキー氏を招き、対面の会談をしていただく。私は2月初旬、ウクライナを訪れます。わが国は彼の地が平和に統治されることを願っています」とエルドアン大統領は言いました。

トルコは「欧州安全保障協力機構」(OSCE)のミンスク・グループの次の会合がイスタンブルだ開催されるよう試みると、トルコの外交ソースは言いました。ウクライナに関する「3者連絡グループ」には、ロシア、ウクライナ、OSCEとドンバス紛争地域の代表も入っています。

両国は「トルコの調停に好意的」だと外交ソースは言い、トルコは両国間の緊張が収まり、紛争が回避され、対話が増すことを願っていると付言しました。

「NATOに参加しているウクライナとロシアの緊張は続いています。トルコは関係諸集団と連絡を取っています」と、トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相は、1月20日語り、「話し合いによる段階的縮小を願う」と付言しました。

ロシアがウクライナのクリミア半島を併合した2014年以来、ウクライナは、ロシアと国境を接する、分離した2地方で、親モスクワ反乱軍と戦ってきました。東部ウクライナのこの紛争で、いままでに13000人以上が死亡しています。


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政府は昨年、環境汚染者に3億5000万リラの罰金を科した

2022年01月22日 | 国内
1月22日 環境・都市化・気象変動省は、昨年、多くの調査を行い、最も汚染を生んでいた諸企業を認定し、総計3億5000万リラの罰金を科しました。

  Hurriyet

全国81県で56000回以上のチェックが行われ、環境法の規制を破って、大気や水を汚染している企業・組織が認定されました。当局は調査の結果、3942の組織が環境法に違反しているとして、総計3億5020万リラの罰金を科しました。

また、406の組織はその活動によって環境が汚染されているとされ、活動の停止を命じられました。当局のデータの内訳によれば、廃棄物による汚染を防ぐために、761件の行政処分が行われ、違反した組織に科された罰金は1億6000万リラに達しました。その他の3300万リラの罰金は大気汚染に関するケースです。

当局はまた、575件の水の汚染のケースに6700万リラの罰金を科しました。また、騒音関連の行政処分では、罰金額は360万リラになりました。


「100万人以上のシリア人が故国に帰った」国防相

100万人以上のシリア難民がトルコから故国に帰ったと、フルシ・アカル国防相が言いました。

 Hurriyet

「トルコ軍はシリアにテロ地帯がつくられるのを阻止し、国境を守る作戦を行ってきました。これらの作戦で、100万人以上のシリア人が故国に帰りました。イドリブ県に帰った人は47万人になります」とアカル国防相は、最大野党・共和人民党(CHP)のスザン・シャヒン議員の質問に応えて言いました。「トルコ軍のイドリブ駐在は、イドリブからトルコへやってくる移民の波を防ぐ抑止力になりました。国境を守るために、技術集中対策が行われています」

国防相はまた、「テロ集団PKK/YPG/PYDは、ユーフラテスの東だけでなく、シリアの他の地域でも活動していません。わが軍はテロ・グループがいれば、あらゆる対策を取ります。われわれのテロに対する戦いは続いています」と語りました。

シリア紛争によるシリア難民の波は、14000人のシリア人がトルコに押し寄せた2012年から始まりました。シリア難民の数は年ごとに増えて、2018年には360万人になりました。移民管理局によると、シリア人の大部分(約50万人)はイスタンブルに住んでいます。南東部ガジアンテプには46万人がいます。


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