「トルコは第２の世紀の大きな目標に向かって歩む」エルドアン大統領

６月１日　８５００万の国民を有するトルコは、第２の世紀の大きな目標に向かって歩み出すと、エルドアン大統領は語り、５月１４日と５月２８日の投票の結果が、トルコのビジョンの世紀を実践するトルコ国民の意欲を示していると強く言いました。

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「私たちは２０２３年１０月２９日に、共和国の１００周年を迎えます。あらゆる差異に捉われず、８５００万の国民として１００周年を祝いましょう。ともに新たな地平線をめざして船出しましょう」とエルドアン大統領は５月３１日、アンカラで会計裁判所１６周年でのスピーチで語りました。

共和国の１００周年は、トルコの未来への新しいビジョンを実践する第一歩となると、エルドアン大統領は強く言いました。「このビジョンを“トルコの世紀”と名づけます。これはトルコが現代文明を超えて進むロードマップであり、わが国が大きな目標に到達する力になります」

このビジョンは一歩一歩実践されてゆくと、大統領は言いました。「私たちは５月１４日の議員投票によって、第一歩を踏み出しました。そして、わが国民は、５月２８日の大統領選によって、“トルコの世紀”のビジョンを支持することを示しました」とエルドアン大統領は言いました。

エルドアン大統領は閣議を開き、閣僚たちに別れを告げました。次の内閣は、エルドアン大統領が議会で宣誓した後、６月３日に発表されると思われます。

「国民連合は終わった」ＩＹＩ（善良）党

「野党の“国民連合”は任務を終えた。各党はそれぞれの道をゆくだろう」とＩＹＩ党の幹部が言いました。

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「連合はすべて選挙のための連合です。選挙が終われば、みな消えます」とＩＹＩ党の事務局長ウーウル・ポヤズ氏が、６月１日、テレビ・インタビューで語りました。「５月１４日、議員選挙は終わりました。大統領レースも終わりました。連合は任務を終えました」

共和人民党（ＣＨＰ），ＩＹＩ（善良）党、福祉党（ＳＰ），民主進歩党（ＤＥＶＡ），未来党（ＧＰ），民主党（ＤＰ）が集まってできた「国民連合」は、大統領選でエルドアン大統領に対抗し、ＣＨＰのリーダー、ケマル・クルチダルオール氏を支援しました。

ＩＹＩ党のイスタンブル選出議員ジハン・パチャジュ氏も、現在、野党連合を継続する必要はないと言いました。「将来、野党は自然に協力するだろう。それを“連合”とも“協力”とも呼べばよいが、いまは協力するべきことはない」

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