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新外相が国家的外交政策を強調した

2023年06月06日 | 国内
6月6日 ハカン・フィダン新外相が、任期中は、エルドアン大統領のビジョンと価値観に従って、国家的外交政策をさらに改善するべく努めると強調しました。

 Hurriyet
前外相チャウシュオール氏(左)と新外相フィダン氏


「私は任期中、国民の強い支持によって再選された大統領の言う、わが国とわが国民の統合と安全と繁栄のために、あらゆる努力をします」と、フィダン新外相は、前任者メヴリュト・チャウシュオール氏からポストを受け継ぐ譲渡式で語りました。

2010年から国家情報局(MIT)の局長を務めてきたフィダン氏は、エルドアン大統領に外相に指名され、チャウシュオール氏からポストを受け継ぎました。チャウシュオール氏は2014年から外相を務めてきました。

「国民の主権と意志と、国家の独立を基本にした、国家的外交政策のビジョンの向上をつづけてゆきます」と、フィダン新外相は付言しました。

「私はチャウシュオール氏とともに、長年にわたって、多くの重要かつ困難なケースを乗り越えてきました」とフィダン氏は語り、トルコ共和国の100周年と、トルコの外交設立500年に、外務省のトップにあることを名誉に思うと言いました。「私を信頼していただき、感謝します」

チャウシュオール氏は、2014年以来、ともに働いてきた外交官たちに感謝の言葉を述べました。「私たちはフィダン氏とともに、最もむずかしい地理的条件にあるわが国とわが国民を守ってきました」


イブラヒム・カルン氏が新情報局長に任命された

エルドアン大統領がイブラヒム・カルン氏を国家情報局(MIT)の新局長に指名したと、報道局が発表しました

 Hurriyet

カルン氏は2014年以来、トルコ大統領府の報道官を務めてきました。カルン氏は、2010年から情報局長だったハカン・フィダン氏からその座を受け継ぎました。フィダン氏は6月3日、新内閣の外相に任命されました。

「私は今後も、強く、安全で、独立したトルコのために働きつづけます」と、カルン氏は発表後、ソシアルメディアで言いました。カルン氏はまた、トルコ大統領府の安全保障・外交政策協議会の副議長と、エルドアン大統領の主任顧問も務めていました。

彼はジョージ・ワシントン大学で、イスラム研究で博士号を取得し、アンカラ・ベースのシンクタンク「政治・経済・社会研究財団」の建設者の1人でもあります。2020年、カルン氏は大学教授の地位を得ました。ウクライナ戦争でも、彼はまた活動的にその役割を果たし、黒海の穀物協定と捕虜交換の実現に貢献しました。

ムサ・アヴセヴェル氏が新参謀長に
内閣改造後、エルドアン大統領は、トルコ陸軍の総司令官だったムサ・アクセヴェル氏を、参謀総長に任命しました。


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