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「ギリシャはトルコ系ムスリム・マイノリティを否定できない」トルコ外相

2020年02月19日 | 国際
2月20日 トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相が、2月18日、トルコと隣接するギリシャの地方に住むトルコ系ムスリム・マイノリティに、「ギリシャ・ムスリム・マイノリティ」という誤ったレッテルを貼ったとして、ギリシャ大統領を非難しました。

 Hurriyet

「ギリシャ大統領は、民主主義の揺籃に返るために、トルコ系ムスリム・マイノリティを“ギリシャ・ムスリム・マイノリティ”と呼ぶと言った」と、チャウシュオール外相はツイッターで言い、この誤った特化は、欧州人権裁判所のルールに違反すると言いました。「ギリシャ大統領がなんと言おうと、ヨーロッパ・トラキアのトルコ系マイノリティは何百年も昔からトルコ人だった」

2月16日、ギリシャのプロコピス・パブロプロス大統領は、多くのトルコ系ムスリムが住むギリシャの地方・西トラキアを訪れ、「1923年のローザンヌ条約の下に、西トラキアのトルコ人は、宗教的マイノリティに過ぎないが、トルコのイスタンブルに住むギリシャ人は国家的マイノリティである」と言いました。

パブロプロス大統領はスピーチで、イスタンブルのギリシャ人マイノリティを「ギリシャ系マイノリティ」と呼びながら、西トラキアのトルコ系マイノリティに対し「ギリシャ・ムスリム・マイノリティ」という表現を使いました。


トルコとパキスタンが不法移民の管理について話し合った

トルコとパキスタンの両国政府が、2月18日、難民危機と、近隣諸国からの不法移民の流入に対処する方法を話し合いました。

 Hurriyet

トルコのイスマイル・チャタクル副内相が、4人の代表団とともに、イスラマバードで、パキスタンのイジャズ・シャー内相と会談したと、内務省が声明で言いました。ムスタファ・イフサン・ユルダクル駐パキスタン・トルコ大使も、この会談に出席しました。

チャタクル副内相は、同じ問題を抱える友好国同士として、政府間の協力を強化して、人々の間のコンタクトを増すことは難しくないと言いました。「トルコは問題の処理について、パキスタンから情報を得ることができる」と副首相は付言しました。

パキスタン内相は「パキスタン内務省は不法移民をチェックするシステムを考案し、それは“うまく機能している”」と言いました。トルコとパキスタンは世界最大の難民受け入れ国です。トルコはシリア難民360万人を受け入れ、パキスタンにはアフガン人300万人が住んで言います。

アントニオ・グテーレス国連事務総長は、2月17日、イスラマバードで行われた国連会議で、アフガン難民を受け入れているパキスタンへの支援を世界に呼びかけました。


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