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トルコでは今夏、7600万人が猛暑を体験した

2024年09月22日 | 国内
9月23日 国際的研究機関“Climate Central” の科学者たちが行った「気象変動指数(CSI)」によると、この夏、トルコは、気象変動によって、1970年以来の猛暑を記録し、7600万人以上の人々が少なくとも30日、例外的な高温を体験しました。

 Hurriyet

研究者たちは、気象変動がどれだけわが国の夏期の熱波と全国民に影響を与えたかを調べ、わが国のCSIレベルを判定しました。CSIレベルが正数(1から5)の場合は、気象変動が気温に知覚できる影響を与えていることを示します。

CSIが1の場合は、気温が平均より1.5倍高いことを意味し、CSIが2以上の場合は平均気温より2~3倍高いことを示します。

Climate Central のデータによると、6月から8月、トルコ国民の88%が、1か月以上、猛暑を体験しています。メルシン、アダナ、デニズリ、ディヤルバクル、イズミルの諸県は、気象変動による高温が最も長く続きました。

CSIレベル3の気温は、南東部のメルシン県には90日間、アダナ県には82日間、影響を与えました。南東部ディヤルバクルでは71日間、エーゲ海地方のイズミルでは53日間、猛暑を体験しました。

巨大都市イスタンブルでは、47日間、気象変動による高温がつづき、首都アンカラでは41日間、猛暑を体験しました。

この研究によって、平均気温は、この3か月間、通常より2度高くなり、気象変動の結果として、この3か月間には平均以上の気温になる可能性が3倍増加したことがわかりました。


トルコ沿岸警備隊はこの5年間で19万人の不法移民を捕らえた

 Hurriyet

トルコの沿岸警備隊は、この5年間で、ヨーロッパへ渡ろうとする188,939人の不法移民を捕らえました。今年の1月から8月だけで、その数は39,000人に達しました。

司令部のデータによると、当局は、今年、違法渡航を斡旋している人身商売人容疑者297人を司法当局に送りました。過去5年間で、沿岸警備隊は6,375件の不法移民事件に介入しました。

沿岸警備隊はまた、トルコ領海で急病や負傷を負った市民や移民の命を救っています。警備隊はまた、今年初めから、捜索、救助、避難など1052件の活動を行っています。

警備隊の活動によって、127隻の船の18,078人のピンチにあった人々が救助されましたが、悲しいことに159人の遺体も発見されています。また、警備隊は負傷した人、体調の悪化した人285人を医療機関に送っています。

不法移民たちはトルコの西海岸から、近くのギリシアの島に渡ろうとします。最近の事件では、9月20日、ギリシアの沿岸警備隊の船が1隻のゴムボートを、トルコの沿岸から数十メートルまで追い込みました。



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