トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

グランドバザールの屋根が修復され、屋上観光ツアーが始まった

2024年09月21日 | 観光
9月22日 世界最大最古のバザールのひとつ、イスタンブルのグランドバザールの屋根が修復され、「屋上観光ツアー」が始まって、国内外の人々がイスタンブルの多面的なすばらしさを堪能しています。
 Hurriyet

屋内の修復作業はまだ続いていますが、観光客も自由に訪れています。屋上観光ツアーは歴史的都市イスタンブルの文化ツアーとなりましたが、15歳以下の子供と80歳以上の高齢者は参加できません。

グランドバザールは45000平米の屋内エリアに、3600戸の商店がひしめき、22の出入り口と,14のイン(昔、宿泊所だった建物)があります。

ツアーに参加した世界中のツーリストたちは、「猫の道」として知られる屋上の小道を歩き、イスタンブルの市街とボスフォラス海峡すばらしい眺めを堪能しています。

グランドバザール理事会のファティフ・クルトゥルムシュ議長は、「建物の修復の第一段階は終わりました。まだ修復中の場所もありますが、屋根の修復は終わりました」と言いました。

クルトゥルムシュさんは、屋上観光ツアーのアイディアは、バザールの修復中に浮かんだと言いました。「屋根の修復が終わった後、この美しい眺めを国内外の人々と共有するアイディアが、仲間たちの間から生まれました。イスタンブルを違った視点から見られるので、ツアー参加者はみな満足しています」

旅行社が組織している屋上ツアーは、10人グループで、20分間です。多くの人々が屋上ツアーに参加したとクルトゥルムシュさんは言いました。「グランドバザールを訪れた人は、昨年は4400万人でしたが、目標は5000万人です」


トルコ航空が「世界最初のパン」を乗客にサーブする

トルコ航空が、南東部シャンルウルファ県の古代遺跡ギョベクリテペでつくられた「世界最初のパン」を乗客にサーブします。

 Hurriyet

トルコ航空のアフメト・ボラト議長は9月22日、パンはニューヨーク行きのフライトの乗客にサーブすると言いました。パンは「歴史のゼロ・ポイント」ギョベクリテペで生産された小麦でつくられました。

世界最古の神殿として知られるこの遺跡は、2011年、ユネスコの世界遺産の暫定リストに入りました。「わが社は、わが国の考古学的に最も重要な遺跡のひとつであるこの地方オリジンの小麦でつくられたパンをサーブし、アナトリアの豊かな歴史と遺産を世界に示します」と、ボラト氏はソシアルメディアで言いました。

ギョベクリテペはおよそ12000年昔の農業革命を体験した土地です。ボラト氏は、当時は、栽培された小麦とパンが日常生活にも、祭祀にも、重要な役割を果たしていたと語りました。人々は定住し、農業生産技術を高め、小麦をひき、焼く技術を発達させていきました。

「メソポタミアの水,アナトリアの太陽、文明の最初の小麦の粒が、12000年を経て結合しました。世界最高の機内食を提供するわがトルコ航空が、世界最初のパンを提供します。もうすぐです」と、トルコ航空はXで言っています。

ギョベクリテペは、近年、記録的人数の観光客が訪れているようです。


   「ときどきダイアリー」ヘ





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トルコは初の海上ガス生産工... | トップ | トルコでは今夏、7600万... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

観光」カテゴリの最新記事