災害予防調査会(プラネット通信ブログ)自治州と環境と防災と新エネルギー

防災環境研究30年。危険な高層ビルや地下開発が進まないよう、防災環境基準作りと対策を州で行うよう訴えるブログを開設した。

7・26日修正③ネトウヨは、年号「令和」が引用した万葉集とか、日本最初の歴史書日本書記が漢文で書かれていて、朝鮮語としても読めることを知っておくといい。

2019-08-12 10:44:18 | 違憲の天皇制逆戻りをゆるすな
8月12日修正

8月9ー11日
今またおかしかったぞ!gooが監視しておかしくしてないか?疑いたくなる。始終gooのぺージに突然変わる。天皇制の真実を書くと妨害するものがいることは事実と思う。

今日本人はどれだけ知性が劣化しているか?戦後の世界一の経済とアジア・アフリカを差別しない64年のオリンピックと60年代高度成長から、68年の十勝沖地震後、アジアに工場進出する方針を発表した時、最初は「戦前の鳥居の強制と日本植民地主義の侵略再来」と反対した東南アジア諸国が、70年代の日本の企業進出に「天皇制の戦前植民地主義と違う、欧米新植民地主義より対等に相手国を遇する日本国になった」と理解を持ったのだった。

石油ショックを世界でただ一国乗り越えて、世界一の80年代の日本経済を作ったのは「戦争を天皇の名前で強要されて、敗戦後国民主権の日本国に変えた日中戦争と太平洋戦争帰りと生き残った空襲世代の婦女子」だというのが40年来の私の持論である。その人たちがアジアに再度経済進出した時は、戦前天皇制植民地主義の八紘一宇を反省して相手国とその労働者も大切に最初はしたのであった。

そういう80年代から90年代にかけ世界一になった条件を、今若い人から4,50代の働き盛りまでと日本政府が、意味も分からず否定している。まったく知識もなく漫画であおられて、或いは右翼小説を事実と考えてか、戦前についての誤った知識で韓国朝鮮やアジアの人々を馬鹿にすることを恥ずかしく思う。

特に安倍政権のやった韓国への貿易優遇措置の廃止と消費税の値上げに伴う電話機支払いで値引きする制度は、「税の公平に反する」し、安倍政権と世耕経産大臣の参議院選挙運動と疑われかねないのではないか?

戦後の日本(昭和後期)と同じ迫力が、朝鮮戦争からベトナムからイラク戦争までアメリカの先陣を切る人柱として徴兵された今の韓国の人や台湾や香港の若者にはある。ネトウヨがアジア人、特に朝鮮人を日本人の下に置く風潮は、戦前の「大アジア主義」「八紘一宇」の天皇制拡張主義植民地主義を思い出させる。

ネトウヨは、年号「令和」が引用した万葉集とか、日本最初の歴史書日本書記が漢文で書かれていて、朝鮮語としても読めることを知っておくといい。日本に文字が入ってきた時代を、我々が高校生のころは「5、6世紀ごろ仏教と一緒」とされたが、中国の文字の成立と朝鮮半島への伝播を考慮するともっと前であろう。

大陸から対馬を中継点に日本に渡ることは、紀元前後でも可能だったと思う。「金印」以外に文字が残っていないのは、「秦の始皇帝の焚書」のようなことが、古代日本でも政権交代に伴って持統や継体天皇以前に何度かあったからではないか?

天皇制や「令和」(年号法では年号の使用を強制されない)が大事で韓国を馬鹿にする人こそ宇治谷孟『日本書記(上)全現代語訳』講談社学術文庫p4「まえがき」以下を見よ!自分の無教養を恥じるだろう。

近頃は韓国生まれの人の、日本古代史研究者も少なくない。古代朝鮮語で読むと、従来日本人の思いもかけなかった、奇抜な理解の仕方があることを知らされた。万葉仮名の漢字使用に、甲類・乙類という二種類の区別があり、その理由が解明困難だったところ、当時記録にかかわった人達の出身地の方言の相違ー百済系・新羅系の二系統があることに因るものかという、指摘がされている。「日本書記」には謎が多い。記紀の編集に、漢籍・漢字に通暁した、百済・新羅からの渡来者の教養人が、かかわっていたであろうことは否定できない。日本側の研究だけでは知りえなかったことも、韓国側との研究につき合わせ、立体的に考察することによって、新しい発見ができることもあるのではなかろうか。(略)韓国側の記録では全く根拠がなく、存在しなかったとされる「任那」であるが、(略)尊い本当の国、といったことばで、皇権発祥の源流を意味するものではないか、というのは注意すべきかも知れない。

任那周辺にあった三韓が天皇制のルーツではないかという見解はほかにもある。少なくとも仁徳話を見れば、或いは日本書記で古代の天皇の即位の記述を見れば、今計画している大嘗祭や即位式が神代から続くあるいは日本書記には根拠がないことがわかる。日本書紀の後に作られた続日本記に記述がある。

7・26修正②歴代でも神事を大切にして、日本書記の愛読者の私が命を助けた前天皇が、「即位後民が豊かになるまで自分の家や服を我慢した仁徳天皇」になぜ学ばないのか?と三笠宮と騎馬民族説江上との交流の証拠

2019-08-12 10:30:28 | 違憲の天皇制逆戻りをゆるすな
8月8-12日修正
私が書いていることは嘘ではない。今いろいろ読んでいるものは特に89-93年の代替わり行事と皇太子結婚ごろの天皇制の由縁についての本である。一番最近光格天皇について『幕末の天皇』という講談社学術文庫(原本1994年文庫版2013年)を読んでさらに確認してある。今まで書いた以上にびっくりする嘘だらけの即位退位である。江戸時代初期に「武家諸法度」と同じころ、「公家諸法度」という法律ができたことは先に書いた。

私が天皇制について書いていることは嘘ではないが、時々変にこの記事も消えたり、変な場面に代わって次に別の記事に代わる。昨日またバツ印が出てその前が消えたし、リンクがみんな無効になっていたのでやり直した。そのうえ変なままで動かなくなる。

ぜひこの藤田覚著講談社学術文庫版と、同じ学術文庫版宇治谷孟『日本書記(上・下)全現代語訳』と同『続日本記』の飛鳥から奈良時代部分だけでいいから、自分で読んで確認してほしい。それから仁徳天皇の御殿部分『日本書記(上)全現代語訳』p230-232」は、必ずみてほしい。これは有名な仁徳天皇話で戦前「天皇がどれだけ国民を思っているか」のエピソードとして、教科書に載ったし、戦後も子供向けに出ていて小学生の時私は読んだ。

前天皇がモデルとしてその道を今も歩む光格天皇の御所造営要求と、仁徳天皇の御所に対する姿勢を比較してほしい。1990年代-2000年代に江戸城内に憲法違反の神殿を前天皇が作り直したかもしれない事は国民が承知していない。

さらに95年以降文化庁の予算なのか?皇太子を河川局長として利用した脱ダム河川法改悪男が実家の建築業に戻って、平城宮復元の莫大な工事を公務員の天下りについての縛りに反して請け負ったらしい。これを左翼面をしたNPO馬鹿どもがありがたがって今も水害河川法男の宣伝をしている。菅枝野を「原発爆発を止めた」とあがめると同じ馬鹿どもである。

他にも前天皇による光格天皇をまねての希望で皇室費なのか?文化庁予算でか?最近京都御所を作り直して代替わり行事で天皇から上皇になって京都御所に宿泊しているらしいが、皇族しか止まれない宿舎を内廷費でなく文化庁予算で作り直したとしたら、国民主権に反しておかしいではないか!何時?幾らで?復元したか不明である。こういうやり口を光格も幕府に対してやったらしい。大嘗祭用の御殿を幕府の許可なく作った。

さらに現在やっている代替わりを口実とした上皇一家の御殿の移動に伴う各宮家と上皇天皇の御殿改築をやった費用はいくらか?主権者である国民とその代表である議会に政府は説明していないで何でも審議会で決めて議会が予算決算を事後承認するとしたら憲法違反で

その上大嘗祭だけに使って壊す宮殿を参議院選の結果後に、89年に次いで、江戸城内で作り始めた。本来法律制定に一切口出しできない天皇の希望で、税金で支出する退位即位に関する経費はいくらで誰がどういう費目で出すのか?それが憲法違反・法律違反なら議会が承認しない。これこそ王であれ、大統領であれ、首相であれ、「三権分立」の仕組みでできている日本国憲法で、行政権力に対抗して国会議員が行うべき仕事である。

国会議員の誰も自分が憲法によって国民から請託された義務をしない。これも現行公職選挙法が主権者が憲法に則て仕事のできる人材を選べる法律でない欠陥法の証拠である。

今若者も高齢者も、冷房の電気代も出せない?で熱中症で死ぬような、「生活保護以下の生活できない200万円以下の年収」の日本人が20%もいるらしい。前回89年の何分の一以下の世界経済に占める日本のGDPの規模である。

歴代でも神事を大切にして、日本書記の愛読者の私が命を助けた前天王が、「即位後民が豊かになるまで自分の家や服を我慢した仁徳天皇」になぜ学ばないのか?
戦前「天皇が国民のことをどれほど思ってくれているか」の例として小学校から習わされてきた仁徳天皇の宮殿や衣服の話を比較してほしい。これなら私も文句がない!

宇治谷孟『日本書記(上)全現代語訳』講談社学術文庫より
「難波に宮を造られ高津宮という。宮殿は上塗りもせず、たる木や柱に飾りもつけず、屋根葺きの茅も切りそろえなかった、これは自分だけの事なので、人民の耕作や機織りの時間をうばってはならぬ、とされたのである。」p230、即位して3年民家の煙突の煙が見えないことで「これは人民たちが貧しくて,炊く人がない」として「今後3年すべての税をやめ」、そのあとの仁徳の人民を思う話は続きをp231で見てほしい。

もっとも私は、以前書いたように古代王朝が「万世一系」ではなく三王朝交代の黒岩説支持で、仁徳天皇と現天皇の血統である継体天皇系統とは異なると思う。もう一つ昨日図書館で面白い本を見つけた。戦後昭和天皇の退位を要求した弟宮の一人である三笠宮と、天皇制のルーツが騎馬民族であるという説の江上波夫(私たちが高校の時教員に一番人気があった文部省検定世界史教科書の監修者で私も習った)との交流についても以前書いた。

ずっと昔に、オリエントの発掘のニュースの子供のころの私の記憶であって、出典を明らかにできなかったが、江上波夫と三笠宮の交流を証拠づける本が昨日図書館にあった、『森浩一の考古交友録』のp146に「夕方三笠宮殿下にお会いする」と、江上が言ったというエピソードが出ている。前天皇はどう思っているか知らないが、「日本書紀に書いてある事がそのまま日本の歴史ではない」ことを、歴史学者であった前天皇のおじさんの三笠宮はよくわかっていた証拠である。

著者の宇治谷孟氏がバカ大学の先輩であることを誇りに思う。まさに放送大学授業をつまらなくした上皇の宣伝マンの本郷某と180度立ち位置が異なる「学者の鏡」のような人であったと思う。

こういう本を書いたら代替わり行事中つらいこともあったと想像する。88年から92年まで、お亡くなりになる直前まで「漢文で書かれた日本語と、新羅百済古代朝鮮語方言で書かれた漢文」を現代日本語に翻訳する、地味だがもっとも重要な仕事をしてくれた「現代語訳」シリーズは、日本国憲法の主権在民を、1989年と今回の退位即位でなくすことに反対する国民への著者のプレゼントである。

92年に亡くなられた宇治谷氏の冥福を心から祈る。遅ればせながらありがとうございます。まだ必要なところしか余裕がなくて読めないが、いつかちゃんと通読するぞ!

そしてこういう地味な基本書が(アマゾン古本なので)2000年10月時点で二十五版も版を重ねて、今どれだけ版を重ねて読み続けられてきたかと思うと、高齢者層が今は多いと思うが、日本人の知性教養もまだ捨てたものでないと安心する。

明治~昭和初期の天皇主権が攻めてくることに反対のロートル同志の皆さん、連帯して若者にも神社参りのハンコやお札の代わりに、代替わりの贅沢な一夜限りのための御殿や衣装や食物に対抗して、日本書記(上)前書きと仁徳天皇話を広めましょう!

アマゾンに「子供の受験用に与えて受験に成功したが私は読んでない」という趣旨の感想があった。前書きはぜひ読むべきだが、3ページからの「神代上」は大人ならいざ知らず、子供に読ませるのはいかがなものか?おなじ**話をいっぱいどうしてあつめたのか?お受験に全く関係ないなと、自分で読んでみるべきである。同じ母親であろうが、日本書記(下)にまで「お受験で子供によませて受かった」と書いてある。こどもに同情する。おしつける前にどんな馬鹿親でも読めるから自分で読め!受験用なら漫画や子供向けにせよ**話でなく。