写真とエッセーの森

徒然の写真によせて

庭仕事の愉しみ

2012-01-13 | 日記

ヘッセの「庭仕事の愉しみ」を読み始めたが先になかなか進まない

訳が岡田朝雄、美しい言葉が多く

ページを捲っては戻るをくりかえしている。たとえば

まだ春の気配のない細道を歩いて

初めて咲いた黄色い花も、控えめながら陽気な活力にあふれて草の中から

顔を出し、ぱっちりと見開いた子供の目で春への期待に

あふれた静かな世界を見つめている。

このフレーズが好きで繰り返し読むというふうだ。

明日は読み進むつもりでいるが・・・

ヘッセといえば若い時読んだ「車輪の下」が

記憶に焼きつく。庭仕事を愉しんでいましたか~~詩人と結びつかない。

庭仕事は瞑想であるという。自然と人生のすべてを記しているらしいこの本に興味しんしんだ。

 

 


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