写真とエッセーの森

徒然の写真によせて

チミケップ湖

2012-12-02 | スライド

チミケップ湖

 

 7月偶然に出会った風景です。

北海道東部、網走管内網走郡津別町字沼沢にあるである。「チミケップ」とはアイヌ語で「崖を破って水が流れる所」という意味

約一万年前に地殻変動による崖崩れで谷がせき止められてできたと考えられている堰止湖。

湖水は弱アルカリ性で、ヒメマスウグイマリモ等が生息している。

チミケップ湖は阿寒湖と共にヒメマスの原産地である。

この二つの湖のヒメマスが支笏湖十和田湖などに放流されて自生している。

現在、原種のヒメマスではなく、支笏湖などからもってきて放流したヒメマスのみが生息しているといわれている。

湖周辺は自然歩道が整備されており、湖北東岸には町営キャンプ場、

東岸には湖周辺唯一の宿泊施設であるチミケップホテルがある。

南岸の端から200 m下流のチミケップ川には7段の岩床の上を流れ落ちる「鹿鳴(ろくめい)の滝」がある。

 


写真とエッセイの森

過去・現在・未来の写真と物語