写真とエッセーの森

徒然の写真によせて

パソコンライフ

2012-12-04 | エッセイ

     思い出話  I・T サロン
              
 十年前のある日、街中にあるI・Tサロン。ありきたりの自己紹介が済み、パソコンの前の椅子に着く。
「OSは何?」と聞かれて「OSって何ですか・・」から始まった。

   

サロンを訪問の何年か前のこと、

娘が制作したパソコンを人並みに使えるようになりたい。

淡い願望を持っていた。

「毎日メールしてね」と娘。それがパソコンに慣れる勉強と思い、

毎日メールをした。そのうち「毎日は無理」と言ってきた。彼女は学生だ。

彼女なりの生活があって当然と、思いながら毎日メール云々と言ったのは誰だっけ・・
 パソコンでどんなことができるか、何をしたいか、判らずに月日が過ぎた。


 インターネットがときどき繋がらない。

ストレスがたまり、きっとモデムが不良品なのだと思い、NTTにサポートの電話をした。

「機種はどこのですか」の質問に一瞬たじろぐ。

 娘が組み立てたと伝えても、何回となく同じ質問をしてくる。

自分で組み立てたパソコンを使用している人を知らないのだ。
 結果、個人で組み立てたパソコンには答えられないと言う。

いっそう市販のものを買って揃えようか。迷いに迷う。

母親のために組み立てて贈られたパソコンを捨てるのかと。
 そんなことがあって、ITサロンで学ぶため入会した。

すぐ考えが甘かったことに気づく。

ソフト・ウェアが違う。自分のパソコンで出来るように考えをめぐらす日々。

パソコンと格闘が始まった。

                 

 今、サロンの講師の皆さまのお力ぞえで

パソコンライフが楽しく思えるようになりました。

まだ、学ぶことは山程あると存じながら、感謝申し上げます。


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