日記

日々のあれこれ

2020年8月再掲 大分の癒しの一軒宿

2022年07月27日 | 旅行

2年前の夏はGO TOトラベルで宿がお買い得。ふらふらと九州へ行っておりました。

大分県、長湯温泉の翡翠之庄は老舗温泉宿の次男の方が始めたそうで。

滞在中、殆ど人と会わない隠れ宿。芸能人もよく来るようでした。

宿全体で、昔の一つの村のように、くつろげました。今は値段も高くなってるはずだから行けません。残念。


二泊三日、車で九州を旅行しました。

国東半島の諸寺院、山、宿、どこも人がほとんどいなくて静かな旅になりました。

二泊目、大分県長湯温泉。温泉街から離れた山中の一軒宿。

涼しくて静かでした。

夜が明けたようです。

午前6時、縁側からデッキに出てみます。

少しずつ霧が晴れていきます。

部屋は山の南斜面で木がたくさん。まだ霧が晴れません。寒くて、鳥が少しずつ鳴き始めました。

デッキの椅子に座ってしばらく山の木を眺めています。

トチ、ツクバネガシ?

木がたくさんあります。

庭に出てみます。

蓋をしているのは井戸ではなくて風呂。

向こうは脱衣室。

誰かが見ているわけではないけれど・・・

一人で外へ行きます。

玄関と上がり框。

大きなクヌギの向こうに家族用の露天風呂が並んでいます。

図書室へ行きます。ここへ来るまで、誰にも出会いませんでした。

朝6時半、ここにも人はいません。小さな音で音楽が流れています。

子供のころ、叔母の家の離れで夏休みに本を読んでいたのを思い出します。

何もしなくていい贅沢を久しぶりに。

初版本。初めて見ました。

好きな作家です。投獄され、戦後は議員になり、私がこの作品を読んだ頃はまだご存命でした。

一人でゆっくりあれこれの本を見てから、部屋に戻ります。

通路からは少し下がった玄関。宿の部屋は一軒ずつの小さな家になっています。

在来工法で建てたそうで、木と土と紙でできた日本の家。

豪華な部屋より、子供のころに馴染んだ感じがこの歳になると疲れません。

12畳の座敷の向こうが別の部屋。そこで寝ます。

冷房がきつくて、夜中、しばしの避難。

床の間と書院。軸の字が読めません。

窓の外は山の景色。

玄関ともつながっています。

天井が高い。

こちら座敷の天井。

田舎の家の納屋みたい。

壁は漆喰?


午前9時、そろそろお暇します。

藁ぶき屋根が玄関への門。

支配人の方がお見送りしてくれました。

さよなら、お世話になりました。

とても、とても、とってもくつろぎました。

ありがとうございました。

また来ますと言いたいけれど、九州の奥地、また行くことがあるのかどうか。

宿はこちら

http://www.s-kawasemi.com/


おまけ

駐車場横に山羊がいました。

シロちゃん、クロちゃん。

サヨナラ、元気でね。

昨日は竹田市の滝廉太郎記念館などを見学。

東九州道→九州道→中国道→山陽道→R2バイパスなどを通って帰宅。

九州の東側も高速道がつながって便利になりました。

しかし、いつまでこんなハードな旅行できることやら。。。。

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