年を取ると…というか、Mより年上の皆様には先に
謝っとこ。
最近、やたらダルくて体を動かすのが億劫で、
つい、できない言い分けを考えてる自分がいるのです。
そこでハタ…と思い浮かんだのが6~7年前の話。
思い返してみると、結構笑える話があるので書いちゃお…
。
当時、Mの働いていた部署では、
業務拡張のために人員募集をしたのであります。
とりあえず事務の女の子3人ということで募集をかけたところ、
30人以上の応募があり、2日に分けて面接したのですが、
即戦力を希望していたので、簡単なPCの試験を出しました。
それをチャチャっとクリアした人を、Mは迷わず一人採用し、
あとの事務テキなことは本部長に任せたのですが、
あまり戦力にならなそうなポッチャリした29歳の女の子と、
もうひとりはMより年上の見るからにオバサン…
(当時Mはまだ30代だったもので……
)
同時に男性社員も募集したので、かなりの大人数を抱え
Mテキには、めっちゃ大変な時期でした…
そこに戦力外のポッチャリさんと、オバサンの二人が、
営業部の方向性を見失いそうなことをするので、
Mは毎日ハラハラドキドキの憂鬱な日々を送っておりました……
なかなか仕事を覚えてくれない二人にヤキモキしながら、
彼女たちが5時半に帰って、やっと自分の仕事ができる…というパターン。
毎日朝8時半から夜9時近くまで、フルで馬車馬のように働いてたM。
…あぁ…若かったのね…
今、そんなことしたら死んじゃう……
オバサンは経理が得意だということで採用されたらしいのですが、
どんなにMが忙しくなっても、なぜか経理を引き受けようとしない…
よく聞けば、それこそ「なんちゃって経理」でMより悪い。
本部長に問いただすと、かえってきた答えが
「若い子だけだと落ち着かなくてさぁ……
それより29歳の子はどう? 彼女を見てると癒されるでしょ?」と。
なんたる無責任発言
あなたの選んでくださったお二方は、
Mの足を長くしようと努力してるようです…と、
要するに足を引っ張られて仕事にならない事を、
本部長に何度も訴えていたのですが、ホントに他人事。
即戦力の女の子だけが唯一、Mの頼りでした
オバサンは若いポッチャリさんが嫌いだったようで、
陰でこっそり嫌がらせをしていたのです。
ポチャリさんのファイルを勝手に捨てたり、
データを改ざんしたりするのです。
で、それをいかにも自分が発見したかのように装う
オバサン、パワーが有り余ってるから、その分少し仕事に向けようとして
Mが「これやっておいて下さいね」と、簡単な帳簿を彼女に渡して、
できた頃に見に行くと、まだ手付かず状態。
「仕事終りましたか?」と聞くと
「まだなの」と甘えた口調で言うオバサン。
「これは10分もあればできると思うんですけど…」と言うと
「だってねぇ主任、彼女の入力が間違えてるからぁ…」と。
ポッチャリさんの入力したファイルを開いて訂正してあげてた…と言うのです。
それを改ざんしたのはオバサン、あなたなんですよね。
だから間違えていることも知ってるわけで…
次元の低いオバサンに、Mはそろそろキレそうになってました。
「とりあえず、今すぐやってほしい事を頼んでいるので、
優先順位を考えて仕事してくれますか?」とMがやんわり言うと
「だってねぇ、…」「でもねぇ、…」…と…
これがオバサンの得意な言い分け枕詞。
Mが彼女に、仕事が遅々として進まない理由を尋ねると、
必ず「だってねぇ…」「でもねぇ…」と、
甘えたような言い分け口調が返ってくるのでした。
今でも耳について離れなかったりして…
その後、ポッチャリさんは、
仕事の手が遅いのにミスが多い…ということで、業務に支障が出てしまい、
それを理由に解雇されました。
Mは彼女のフォローをするのに毎日が残業だったので、
やっと本部長も見るに見かねて重たい腰を上げてくれたのです。
それよりも何よりも、ポッチャリさんはすごかった。
デスクトップ上の「ごみ箱」にファイルを「保存」していたのです。
以前、嫌がらせをされてファイルを捨てられたのを機に
そこが自分の保存先だと勘違い? したのかどうかはわかりませんが、
共有に入っていたはずの、これから使う大事なファイルまでフォルダごと
「ごみ箱に保存」されていたのです。
Mが「これ…すごく大事なファイルなんだけど…捨てたの?」と聞くと
「ごみ箱に保存しているんです」という答えが返ってきたときは
ココハドコ? ワタシハダレ?
と、Mは真っ白になりました
彼女が辞めて、オバサンが喜んだのは言うまでもありません。
しかしそれも束の間、
今度は即戦力の若いバリバリさんが一人増え、
もう一人…と人数が増えるごとに、オバサンの仕事のゆるさが目立ち
「だってねぇ…でもねぇ…」と、言い分けの嵐。
…あのオバサン…
今頃どこで何をしてるんだろう…
Mは、その会社には3年くらいしかお世話にならなかったのですが、
とても理解があって大好きだった社長が、ガンで亡くなってしまったのです。
社長が入院している間に、本部長にいいようにされた会社…
Mは、見るに見かねて一身上の都合ということで、
とっとと会社を辞めてしまいました。
多分、あの流れでいくとオバサンは解雇されているでしょう…ね…
Mの次に古くなっていたので「主任」のイスを狙っていたらしいのですが、
本部長が首を縦に振らなかったらしい
で……
考えてみたら、Mは今そのオバサンと同じ年齢だったのです
だってねぇ…
でもねぇ…
この二つのセリフだけは、なんとか言わないように
頑張って仕事しなきゃ…
だけどさぁ…年取るとそうなっちゃうね……
…って…、
それじゃ同じだってば……
言い分けばかりじゃ、見苦しいですから…
他人のふり見て我がふり直せ…ってヤツですよね。

最近、やたらダルくて体を動かすのが億劫で、
つい、できない言い分けを考えてる自分がいるのです。
そこでハタ…と思い浮かんだのが6~7年前の話。
思い返してみると、結構笑える話があるので書いちゃお…

当時、Mの働いていた部署では、
業務拡張のために人員募集をしたのであります。
とりあえず事務の女の子3人ということで募集をかけたところ、
30人以上の応募があり、2日に分けて面接したのですが、
即戦力を希望していたので、簡単なPCの試験を出しました。
それをチャチャっとクリアした人を、Mは迷わず一人採用し、
あとの事務テキなことは本部長に任せたのですが、
あまり戦力にならなそうなポッチャリした29歳の女の子と、
もうひとりはMより年上の見るからにオバサン…
(当時Mはまだ30代だったもので……

同時に男性社員も募集したので、かなりの大人数を抱え
Mテキには、めっちゃ大変な時期でした…
そこに戦力外のポッチャリさんと、オバサンの二人が、
営業部の方向性を見失いそうなことをするので、
Mは毎日ハラハラドキドキの憂鬱な日々を送っておりました……

なかなか仕事を覚えてくれない二人にヤキモキしながら、
彼女たちが5時半に帰って、やっと自分の仕事ができる…というパターン。
毎日朝8時半から夜9時近くまで、フルで馬車馬のように働いてたM。
…あぁ…若かったのね…
今、そんなことしたら死んじゃう……

オバサンは経理が得意だということで採用されたらしいのですが、
どんなにMが忙しくなっても、なぜか経理を引き受けようとしない…
よく聞けば、それこそ「なんちゃって経理」でMより悪い。

本部長に問いただすと、かえってきた答えが
「若い子だけだと落ち着かなくてさぁ……

それより29歳の子はどう? 彼女を見てると癒されるでしょ?」と。
なんたる無責任発言

あなたの選んでくださったお二方は、
Mの足を長くしようと努力してるようです…と、
要するに足を引っ張られて仕事にならない事を、
本部長に何度も訴えていたのですが、ホントに他人事。
即戦力の女の子だけが唯一、Mの頼りでした

オバサンは若いポッチャリさんが嫌いだったようで、
陰でこっそり嫌がらせをしていたのです。
ポチャリさんのファイルを勝手に捨てたり、
データを改ざんしたりするのです。
で、それをいかにも自分が発見したかのように装う

オバサン、パワーが有り余ってるから、その分少し仕事に向けようとして
Mが「これやっておいて下さいね」と、簡単な帳簿を彼女に渡して、
できた頃に見に行くと、まだ手付かず状態。
「仕事終りましたか?」と聞くと
「まだなの」と甘えた口調で言うオバサン。
「これは10分もあればできると思うんですけど…」と言うと
「だってねぇ主任、彼女の入力が間違えてるからぁ…」と。
ポッチャリさんの入力したファイルを開いて訂正してあげてた…と言うのです。
それを改ざんしたのはオバサン、あなたなんですよね。
だから間違えていることも知ってるわけで…

次元の低いオバサンに、Mはそろそろキレそうになってました。
「とりあえず、今すぐやってほしい事を頼んでいるので、
優先順位を考えて仕事してくれますか?」とMがやんわり言うと
「だってねぇ、…」「でもねぇ、…」…と…
これがオバサンの得意な言い分け枕詞。
Mが彼女に、仕事が遅々として進まない理由を尋ねると、
必ず「だってねぇ…」「でもねぇ…」と、
甘えたような言い分け口調が返ってくるのでした。
今でも耳について離れなかったりして…

その後、ポッチャリさんは、
仕事の手が遅いのにミスが多い…ということで、業務に支障が出てしまい、
それを理由に解雇されました。
Mは彼女のフォローをするのに毎日が残業だったので、
やっと本部長も見るに見かねて重たい腰を上げてくれたのです。
それよりも何よりも、ポッチャリさんはすごかった。
デスクトップ上の「ごみ箱」にファイルを「保存」していたのです。
以前、嫌がらせをされてファイルを捨てられたのを機に
そこが自分の保存先だと勘違い? したのかどうかはわかりませんが、
共有に入っていたはずの、これから使う大事なファイルまでフォルダごと
「ごみ箱に保存」されていたのです。
Mが「これ…すごく大事なファイルなんだけど…捨てたの?」と聞くと
「ごみ箱に保存しているんです」という答えが返ってきたときは
ココハドコ? ワタシハダレ?

彼女が辞めて、オバサンが喜んだのは言うまでもありません。
しかしそれも束の間、
今度は即戦力の若いバリバリさんが一人増え、
もう一人…と人数が増えるごとに、オバサンの仕事のゆるさが目立ち
「だってねぇ…でもねぇ…」と、言い分けの嵐。
…あのオバサン…
今頃どこで何をしてるんだろう…
Mは、その会社には3年くらいしかお世話にならなかったのですが、
とても理解があって大好きだった社長が、ガンで亡くなってしまったのです。
社長が入院している間に、本部長にいいようにされた会社…
Mは、見るに見かねて一身上の都合ということで、
とっとと会社を辞めてしまいました。
多分、あの流れでいくとオバサンは解雇されているでしょう…ね…
Mの次に古くなっていたので「主任」のイスを狙っていたらしいのですが、
本部長が首を縦に振らなかったらしい

で……
考えてみたら、Mは今そのオバサンと同じ年齢だったのです

だってねぇ…
でもねぇ…
この二つのセリフだけは、なんとか言わないように
頑張って仕事しなきゃ…

だけどさぁ…年取るとそうなっちゃうね……
…って…、
それじゃ同じだってば……

言い分けばかりじゃ、見苦しいですから…

他人のふり見て我がふり直せ…ってヤツですよね。