それこそ、ひと昔前は「10年ひと昔」と言ってたけど、
う~~ん、
10年って長いような短いような。
10歳の子どもは10年経つと成人しちゃうしぃ~。
Mは30歳過ぎたあたりから、10年も20年も同じ気がしてる。
10年前だったのか、20年前だったのか……わからんし。
まだ昨日のことと10年前のことは混同していないから
ボケてはいないと思うけどぉ……、どんなもんだか。
これまでの10年は、色んな事が劇的に変化した気もするけど、
もうそれって頭打ちなんじゃないかと、平凡なMは思うわけで……。
ネットは猫も杓子も使っちゃうし、ケータイもスマホになっちゃったし、
あとなんだ……?
すぐ思い付かないけど、
色んなものが簡単・便利に使える世の中にはなってきた。
これ以上、劇的に変化するとしたら何があるのかなぁ??
ま、それはそれとして、
スマホが流行り出して、周囲の人達がスマホを持ち出した時、
Mのダーが言った。
「俺のケータイって、ガラケーだよな?」
M 「うん、そうだよ」
ダー「ところで、ガラケーってナンだ?」
M 「はいぃぃぃ~? 何ですかぁ? 今更」
ダー「仕事仲間が俺のケータイ見て『あれ、まだガラケーなんだね』って言ったんだ」
M 「ガラケーの何処が悪い?」
ダー「だからさ、良くわからんけど『うん』って答えた」
M 「間違えてないっショ」
ダー「だろ? 柄つきだから柄系でいいんだよな?」
M 「……」
たしかに、ダーのケータイにデザイン的な模様というか、
まぁ、柄といえば柄はついているけど……
柄系ねぇ……。
ま、いっか。
てか、ダーは仕事柄ものすごく早い時期からケータイを持っている。
モトローラ―のもので、今ではあり得ないゴッツイものだった。
セルラーだって合併されてしまったし……。
これだけケータイが便利になって、沢山の機種が湧き出てきて、
スマホになんかなってくると、ダーにはもうついていけないようだ。
10年前ならそんなこと、わざわざ悩まなくても良かったのにね。