ヤマメを見つけた所の、少し下流側に、開けたところがあった。
石で、周りが囲まれ、小さな池のようになっていた。
岸辺の石を、そっと捲ると、下から小さなサンショウウオが出てきた。
ヒキガエルだ。
まだ、5～6cmの幼体だ。
こんなに黒い個体を見たのは、初めてだ。
よく見ると、細い背中線も確認できる。
特徴から、”ニホンヒキガエル”のようだ。
”ハコネサンショウウオ”の幼生だ！
流れの中で、素早く動く。
やっと、１匹掬いあげた。
細長い体に、黒い爪が特徴だ。
林道の横を、急な渓流があった。
段々のように流れ、周りに岩石が堆積していた。
堆積した岩石を、そっと捲ると、下からサンショウウオの赤ちゃんが出てきた。
サンショウウオの赤ちゃん（幼生）だ！
掬い上げて見ると、5cmほどの大きさがある。
特徴から、”ヒダサンショウウオ”の幼生のようだ。
林道横に、小さな谷の出口があった。
見ると、林道に沿って、水が溜まっていた。
水中の木の枝などの下から、何かが出てきた。
他の石も動かすと、また、サンショウウオが出てきた。
そのうちの1匹を、掬い上げた。
”ハコネサンショウウオ”の幼生だ！
7～8cmぐらいの大きさがあり、他の種類なら成体の大きさだ。
この種類は、2～3年かけて変態する。
指の先には、黒い爪がある。
林道を移動中、小さな渓流があった。
水辺で、休憩することに。
水際に堆積した石を動かすと、下からサンショウウオが出てきた。
