すぐそばに、別のクモがいた。
一回り大きく、体色も少し違う。
特徴から、”ナガコガネグモ”のようだ。
虫は6本、クモ類は8本の肢がある。
さらに、頭部の形が違う！？
調べてみると、アリにそっくりな、”ヤガタアリグモ”のようだ！
形態的には、ハエトリグモに似ている。
腹部に、コバルトブルーの縞模様がある。
特徴を元に調べてみると、”アオオビハエトリ”という種類のようだ。
もっとよく見ようと、近づいて見る。
腹部が真っ赤で、見たことのない種類だ！？
調べてみると、赤い部分はクモの体ではなく、タカラダニの仲間ではないかと思われる。
タカラダニの仲間が、クモに寄生しているのではないか？
クモの名前は、よくわからない？
湿地の水溜まりを覗き込んでいると、足元に赤いものが見えた。
少し移動して、よく見ると、小さなクモがいた。
大きさは、6～7mmぐらいだろうか。
よく見ると、ユラユラフワフワとした様子で、移動して行く。
”ザトウムシ”の仲間だ！
ゆっくりと、枯葉の陰に入って行った。
