そっと近づいて見ると、地面にトンボがいた。
真っ黒な翅に、金属のような光沢のあるグリーンのボディー。
”ハグロトンボ”だ！
時折、翅を開閉させる。
よく見ると、黒に腹部前部（人間だと腰のあたり）に白い模様が目立つ。
調べてみると、”コシアキトンボ”という種類で、オスの個体のようだ。
知人が、「これは”サラサヤンマ”と言って、湿地のトンボだよ」と、教えてくれた。
小型のヤンマの仲間で、4～5cmぐらいの大きさ。
棚田跡の湿地で、休憩していた。
目の前を、トンボが、勢いよく横切った。
見ていると、同じエリアを、行ったり来たり。
一緒にいた知人が，捕虫網を取り出し、捕獲した。
近付いても、逃げることなく、じっとしている。
まだ羽化したばかりの個体なのか？
特徴から、”クロサナエ”という種類ではないかと・・？？
