近くの家の花壇に薄い紫色の小さなチョウチョが数匹、花に群がって飛んでいた。止まるのを待ってカメラのシャッターを切った。調べてみるといろんな種類がいて、詳しくはわからなかったがサツマシジミに似ているように思う。
朝霧の水田。コウノトリが餌を探して歩き回っている。コウノトリ郷公園より放鳥された個体なのか、それとも野生で飛来し、住み続けている個体なのか。私には識別はできないがとても懐かしい風景を見た思いがする。少しづつこの風景が当たり前の風景になることを祈りたい。
ドアにカマキリが飛んできた。とてもユーモラスなでも、少し怖い気もするその容姿。目の前で指を動かしてやると、鎌のような前肢を持ち上げて身構える。カマキリは交尾のあとメスがオスを食べてしまうと聞いた。いずれの世もメスが強いということか???「コワイ!コワイ!」
夜、玄関のドアのところにかすかに動きを感じて電気をつけてみると、ヤモリが一匹出てきていた。まだ若い固体で、人の気配を感じてか、ドアの隅にある隙間に逃げようとしていた。いつも真夏の暑い夜、小さな虫が電灯の明かりにたくさん群がっているとき、ほとんど見ることが無いのに、不思議と夏の終わりから秋に掛けてよく見かけるようになる。
壁のタイルにクモが張り付いている。目線より少し上の位置で背中の部分が白く見えた。カメラを手で支えながら頭上の位置になるようにしてシャッターを切った。写った画像を見てみると背中の部分が白くない。あれ???光線の加減だったのか?形はジョロウグモに似ているようだ。調べてみたが、なんという種類なのか?わからなかった。
夜、建物のガラスブロックにアゲハチョウがとまっていた。しかし、蝶は昼行性のはず。それにとまるときは羽根をたたむはず。ということはこれは蛾なのか?早速調べてみる。あった。「アゲハモドキ」立派な蛾だ。何も知らずに見ていると昼間見るアゲハチョウと見分けはつかないぐらいだ。